米メタ(旧フェイスブック)の次期VRヘッドセット「Meta Quest 2 Pro」の投入時期やスペックに関する情報を、アップル関連のリークで名高いアナリストのミンチー・クオ氏が報告しています。
旧フェイスブックによって買収されたオキュラスは、現行モデルのVRヘッドセットとなる「Oculus Quest 2」を2020年に発売しましたが、旧フェイスブックがメタへと社名を変更したことにより、次期モデルはMeta Quest 2 Proの名称で投入されることが予測されています。
Meta would release new Oculus Quest with a better design & immersive experience in 2H22. I reiterate predictions from my report last year on upgrade highlights, including:
1. 2.48″ mini-LED display with a resolution of 2160×2160 (per eye).
2. 2P Pancake (vs. current 1P Fresnel).— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) April 8, 2022
クオ氏の報告によれば、Meta Quest 2 Proのポイントはデザイン変更と没入感の向上。このため、1/2.48インチ、2160 x 2160ドットのミニLEDディスプレイや、2層式のパンケーキレンズが採用されると予測されています。また、この製品は2022年後半に投入される見込み。
現行モデルのOculus Quest 2と比較すると、Meta Quest 2 Proではディスプレイ解像度がさらに向上する模様。また2層式のパンケーキレンズでは、レンズのサイズを小さくし、よりディスプレイの近くに配置することで、本体サイズの小型化や軽量化に役立つ可能性があります。その一方、製品名に「Pro」が追加されるように、Meta Quest 2 Proでは製品価格が上がることも予測されています。
メタはXR関連の開発者イベント「Connect」を例年9月〜10月に開催していますが、Meta Quest 2 Proも同イベントで発表されるかもしれません。
Source: 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) / Twitter