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2022/5/16 13:30

iPhoneへのUSB-C搭載がようやく実現? ただし今年じゃないかも

米アップルがLightningポートではなくUSB-Cポートを搭載したiPhoneやアクセサリ類を開発していると、米ブルームバーグが報じています。

 

これまでも新型iPhoneの登場前に何度も報じられてきた「USB-Cポートへの移行」ですが、これまでそれが実現することはありませんでした。一方でアップルはMacやMacBookシリーズだけでなく、「iPad Pro」や「iPad Air」でもUSB-Cポートの採用をすすめています。

 

ブルームバーグの報道によれば、アップルはUSB-Cポートを搭載したiPhoneや電源アダプター、さらにはアクセサリ類もテストしているとのこと。これには、Lightningポート用に設計されたアクセサリをUSB-Cポートに接続するための「Lightning to USB-Cアダプター」などが想定されるとも伝えられています。

 

ただしこの変更はすぐに反映されるというわけではなく、報道によれば「2023年移行にUSB-Cポートへの移行がおこなわれる」としています。つまり、今年秋に発売されるであろう「iPhone 14シリーズ」ではなく、「iPhone 15シリーズ」やその後でのUSB-Cポートの搭載を指摘しているのです。

 

現在多くのスマートフォン/パソコン向けアクセサリはすでにUSB-Cポートを採用しており、Lightningポートにこだわるアップルの姿勢にはユーザーから多くの不満の声が寄せられています。またEUもアップルに対して「互換性の高いUSB-Cポートをスマートフォンに搭載するように」との制度づくりをすすめており、そのような状況から「USB-C搭載iPhone」の開発がすすめられているのかもしれません。

 

Source: ブルームバーグ via Engadget