アップルが18日夜に発表したHomePod(第2世代)には、先代モデルにはなかった室内の温度と湿度センサーが内蔵されています。この機能が実は小型のHomePod miniにも隠されており、まもなく有効になることが明らかとなりました。
アップルはHomePod miniの製品サイトを更新し、仕様の一覧に「温度と湿度センサー」を追加しました。これまでは公式にセンサーの存在は認められていませんでしたが、今ではスマートホームハブの一部として宣伝されています。
この隠し機能は約2年前、Bloombergが報じていたことです。当時はソフトウェアアップデートによりセンサーが有効になると推測されていましたが、まさにアップルがそれを実行に移したかっこうです。
今のところ、これらセンサーの有効化はソフトウェア更新待ちの状態です。次期iOS 16.3は来週リリースと予想されていますが、最新HomePodソフトウェアも同時に配信されるはず。そしてアップデート後は、センサーが有効となり、iPhoneの「ホーム」アプリ経由で温度と湿度データを確認できると思われます。
またアップルは、スマートホームハブ機能の「サウンド認識」も対応予定だと発表しています。これは新型のHomePod(第2世代)の新機能としてアピールされているもので、煙と一酸化炭素の警報音を検知したときに通知が受け取れるというものです。
もっとも、サウンド認識は「この春にソフトウェアアップデートで利用できるようになります」とあり、近日中のアップデートでは提供されない可能性が高そうです。