米マイクロソフト(以下、「MS」)は、Edgeブラウザーにパスワードを入力すると、どれだけ安全かを教える新機能「パスワード強度インジケーター」を開発中だと報じられています。
すでに多くのWebサイトでは、悪意のある人物に破られにくい安全なパスワードを選べるよう、パスワード強度の表示機能が備わっています。が、MS情報サイトMSPoweruserによると、新たにEdgeに内蔵されるパスワードインジケーターは、すべてのサイトでパスワードの強度を表示するとのことです。
Edge内蔵のパスワードインジケーターは、「弱」、「中」、「強」という3つのレベルを表示。このうち「強」を目指すべきことは、言うまでもありません。悪質な業者が「弱」であれば容易くパスワードをクラックできる一方で、「強」であれば長時間にわたって頭を悩ませることになります。
現行の正規版Edgeでも、強力なパスワードを自動生成して提案する機能はあります([設定]>[プロファイル]>[パスワード]>「強力なパスワードを推奨する」をオンにする)。が、この提案を無視して、自分で十分に強度の高いパスワードを作ることもできるわけです。なお、強力にするには、なるべくパスワードを長くし、特殊文字を使うのが良いでしょう。
MSは現在、Edgeの新機能を試せる「Microsoft Edge チャネル」のうち、DevチャネルとCanaryチャネルにてパスワード強度インジケータをテスト中です。早く試してみたい人は、こちらからダウンロードできます。
Source:MSPoweruser