Microsoft(マイクロソフト)の次期Windowsでは、セキュリティとAI(人工知能)への注力が予定されていることを、海外テックメディアのWindows Centralが報じています。
マイクロソフトといえば、検索エンジン「Bing」や「Edge」ブラウザにAI関連機能を搭載するなど、AIへの注力を高めています。また会話形AI「ChatGPT」を開発するOpenAIにも、多額の投資をおこなっています。
Windows Centralによれば、マイクロソフトはより優れたセキュリティと素早いアップデートが可能な、「モダン」なバージョンのWindowsを開発しているとのこと。「CorePC」と呼ばれるこのプロジェクトは、レガシーなアプリのサポートと、さまざまなデバイスに合わせた拡張が予定されています。
まずセキュリティ機能では、Windowsのシステムを複数のパーティションに分割することで、マルウェア感染のリスクを低下。アップデートもより迅速におこなうことが可能となり、さらに高速かつ信頼性の高いシステムリセット機能も実装されます。
AI機能としては、人工知能を利用して画面上のコンテンツを分析し、適切な機能を提案することができます。同様の機能は、Officeの次期バージョンにもAI機能「Copilot」として実装される予定です。
CorePCは2024年にリリースされるWindowsの次期メジャーアップデートに組み込まれることが伝えられています。AI力でWindowsがさらに賢くなれば、ユーザーにも大きなメリットがありそうです。
Source: Windows Central via Engadget