サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip5」は、前モデルよりも大幅な改善が予想されています。最近リークされたベンチマークが正しければ、ハイエンドの「Galaxy S23 Ultra」を凌駕する可能性も。そして折りたたんだときのカバーディスプレイ(外側の画面)が大きくなるとの噂もありましたが、なんと3.8インチになると著名アナリストが予測しています。
Galaxy Z Flipシリーズのカバーディスプレイは初代から小さいままであり、最新モデルの「Galaxy Z Flip4」でも1.9インチに留まっていました。対して競合の折りたたみ機「Oppo Find N2 Flip」は3.26インチのカバーディスプレイを搭載しており、閉じたままならサムスン製品より使いやすいとの声もありました。
しかしディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏によると、Galaxy Z Flip5のカバーディスプレイは3.8インチという「驚くべき」大きさになるそうです。Young氏はiPhone 14 Proの画面が120Hzの可変リフレッシュレート対応になることや、第6世代iPad miniの画面サイズが8.3インチになることを的中させるなど、数々の実績がある人物です。
Young氏はすでに該当ツイートを削除していますが、GizmochinaやWccftechなどのメディアが投稿を確認しています。
このサイズは、Oppo Find N2 Flipを16%上回るもの。前モデルまでの1.9インチと比べればかなりの大型化です。一方でサムスン製品に詳しいSammobileは数日前、背面を覆うほどカバーディスプレイが大きなモックアップ画像を公開していましたが、それよりは小さい印象です。
ほかGalaxy Z Flip5については、新たな「水滴型ヒンジ」を採用し、画面のシワがなくなりホコリに強くなるとの噂もありました。もう1つの折りたたみ機「Galaxy Z Fold5」とともに、続報を楽しみに待ちたいところです。
Source:Ross Young(Twitter)
via:Wccftech