2023年秋のリリースが期待される「watchOS 10」では全く新しいウィジェット機能が導入されると、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報じています。
ウィジェットとは、情報やアプリの一部をホームスクリーンなどに常時表示する機能。Android OSだけでなく、iOSでもウィジェットを利用することができます。
Gurman記者によれば、watchOS 10のウィジェットは「watchOS 4」で登場した「Siri」のウォッチフェイスを彷彿させるもので、どのウォッチフェイスにもオーバーレイ表示できるとのこと。これは、iOSとiPadOSのウィジェットスタック(複数のウィジェットを積み上げスクロールできる機能)にも似ているようです。また、ウィジェットにはアクティビティのトラックや天気、株価、カレンダーなどをスクロール表示できるようになるそう。
さらに、Apple Watchのボタンに割り当てられる機能も変更され、「Digital Crown(デジタル・クラウン)」を押すとホームスクリーンに移動するのではなく、新たなウィジェットビューが起動するとのこと。これは、Apple Watchのアプリを普及させるための設計変更だと伝えられています。
史上最大のアップデートになるとも噂される「watchOS 10」。その動向から目が離せません。