「FREETEL」(フリーテル)ブランドを展開するプラスワン・マーケティングは11月21日、「FREETEL World 2016 Fall/Winter 2」を開催。新製品と新サービスを発表しました。
今回発表された新端末はAndroidスマートフォン「Priori 4」。合わせて、今年6月に発売が予告されていたモバイルルーターの「ARIA 2」もあらためて発表されました。ちなみに同社は10月6日に1度目の「FREETEL World 2016 Fall/Winter」 を開催しており、その際にも新ラインナップ「KIWAMI 2」「RAIJIN」をお披露目しています。これらを合わせ、今季発売されるモデルは全4機種となりました。
Priori 4は1万円台で4000mAhの高スタミナ
Priori 4は、エントリー層を対象とした「Priori」シリーズの新モデル。4000mAhの大容量バッテリーを搭載します。また、同機には6色の背面カバーが同梱されていて、気分や好みによって着せ替え可能です。価格は1万5984円で、2017年1月27日に発売予定です。
【SPEC】
OS:Android 6.0(2017年春 Android 7.0にアップデート予定)、CPU:4コア、1.3GHz、RAM/ROM:2GB/16GB、画面:約5.0型HD、カメラ(背面/前面):800万画素/500万画素、サイズ/質量:W71.5×H144.8×D9.5mm/167g
キャリア問わずに使えるSIMフリーモバイルルーター
同時に発表された「ARIA 2」はSIMフリーのモバイルルーター。こちらも電池持ちに主眼を置いており、連続通信時間は17時間。バッテリーパックを差し替えることも可能。なお、SDカードを差し込めば、ファイルストレージとしても利用可能です。価格は1万2744円で、12月2日発売予定となっています。
なお、通信速度は下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsに対応します。同時接続台数は最大10台まで。
【SPEC】
画面:1.44インチ、SIMサイズ:標準SIM、バッテリー:2300mAh、外部メモリ: SDカード(最大32GB)、サイズ/質量:W66.0×H110.0×D17.0mm/約110g
サービス面での進化も
サービス面のトピックは下記の3つです。
1.機種変サービス「かえホーダイ」が「スマートコミコミ」に進化
・スマホ本体+データ通信料+無料通話の3つが揃って月々1717円~
・セット端末ラインナップに「Priori 3 LTE」と「KIWAMI 2」を追加
・セット通信プランで、段階性プランも可能に
・破損した機種も残債支払いなしで機種変可能に(サービス名:「とりかえ~る」)
2.Instagramのゼロレーティング(※)が定額3GBプラン以上に
・従来は定額5GBプラン以上のみ適応された → 12/20からは定額3GBプラン以上に適用されるように
※:特定のサイトやSNSを利用する場合のデータ通信を、契約通信量にカウントしないサービス
3.データ定額プランでデータ通信増量キャンペーンを実施
・契約月の翌月から1年間は1GB増量となる
FREETELのサービスは、気を抜くと置いて行かれそうなほど“すさまじい勢い”で改良が加えられていくため、毎シーズン目が離せません。端末のほうも、今季は新機種を4モデル投入するなど、大手キャリア並みのペースとなっており、機種を選ぶ楽しさをユーザーに提供しています。
国外市場への取り組みはいかに
同社は海外でのサービス展開も積極的に進めています。増田 薫社長によれば、海外市場で日本ブランドを掲げたことが功を制し、チリのスマホ市場ではシェア1位を獲得するなど、今後も中南米や東南アジアを中心にグローバルでの展開を拡充していくとのこと。
また、「JAL」や「WeChat代理店」、「JTB」、などと協業し、日本旅行時に通信を確保できる様々なトライアルを実施するなど、訪日外国人向けの取り組みでも、他社のMVNOサービスとは一味違う展開を見せています。
イメージキャラクターを務める佐々木希さんも登壇
発表会の後半には、同社のCMに登場するイメージキャラクターの佐々木希さんも登壇。キャイ~ンの天野ひろゆきさんや、お笑いコンビ「どぶろっく」なども登場し、会場を盛り上げました。
新機種投入やサービスの改良など、高速で進化し続けるFREETELの今後の展開から目が離せません。