Metaが7月初めにリリースした「Threads」が、ようやく「フォロー中」のタブを追加しました。マーク・ザッカーバーグCEO自らが、Threads上で明らかにしています。
これまでThreadsは、「フォローしている人の投稿だけ」のタイムラインを表示できず、AIが選んだ有名人らの投稿が混じった「おすすめ」だけに限られていました。しかし、これからはようやくフォローしている人からの投稿のみを読めるようになります。
この「フォロー中」のタブを表示するには、まず下部のツールバーにある「ホーム」ボタンをタップ。それから上部にあるThreadsのロゴ(@のようなマーク)をタップすると、「おすすめ」と「フォロー中」の2つのタブが表示されます。このタブは時系列順、つまり「新しい投稿が上に表示」ということで、元Twitterと同じ感覚で読むことができます。
もし「フォロー中」タブが表示されなければ、アプリを再起動するといいでしょう。また、ユーザーによってはアップデートの反映に時差があるかもしれません。
しかし、「フォロー中」のタブに切り替えていても、アプリを再び立ち上げると、「おすすめ」タブに戻っています。Metaとしては、ほとんどの人には有名人がいる「おすすめ」タブを見てもらい、パワーユーザーには「フォロー中」を選ぶ自由を与える、といったところでしょう。
ほかにも、タイムラインを更新しても、全体がリセットされなくなりました。その代わり、新しい投稿が一番上に追加され、どこまで読んだかが分かりやすくなっています。
ザッカーバーグCEOは「Threadsのウェブ版も実現しますか?」と尋ねられて「もうすぐ来るよ」と答えています。ウェブブラウザからも読み書きできるようになれば、かつてのTwitter並に使いやすくなりそうです。