Googleは、Chromeブラウザで長年サポートしてきた翻訳機能を、ついにスマートフォン版のGmailにも追加しました。Android版とiOS版ともに、今後しばらく時間をかけて提供される予定です。
この新機能は個人・法人ユーザーとも、Googleアカウントがあれば利用できます。
メッセージ本文の言語がアカウント設定の言語と違う異なる場合、本文の前に「翻訳先」のバナーが表示されます。これをタップするとメッセージ本文が翻訳され、再び原文を表示することも可能。また英語など特定の言語を「自動的に翻訳」するよう設定できます。
ちなみにiOSの言語設定は[設定]アプリを開いて[一般]>[言語と地域]から、Androidの言語設定は[設定]アプリ内の[言語と入力]から確認・変更できます。
もしも異なる言語が自動検出されなかった場合は、右上の3つのドットメニューをタップし、手動で翻訳することもできます。また、バナーの「×」をタップして、「Don’t translate [language] again(この言語を二度と翻訳しない)」を選ぶと、特定の言語につき翻訳を無効にすることも可能です。
Android版のGmail翻訳機能は8月8日から順次ロールアウトされ、iOS版は8月21日から提供される予定です。これまではPCでメールを開くか、スマホでスクリーンショットを撮ってGoogleレンズ等で翻訳する必要があったので、モバイルで英文メールなどを読むハードルが一気に下がりそうです。
Source:Google WorkSpace
via:9to5Google