台湾のASUSが、新型ゲーミングスマートフォン「ROG Phone 8および8 Pro」を発表しました。
ASUSのハイエンドスマートフォンには、ゲーミング性能を高めた「ROG Phone」シリーズと、カメラを搭載して総合性能を高めた「Zenfone」シリーズの2種類があります。今回のROG Phone 8および8 Proは、ゲーミングスマホながらカメラ性能を大幅にアップグレードしたのが特徴です。
ROG Phone 8および8 Proはメインカメラにソニー製の5000万画素/F1.9イメージセンサー「IMX890」を搭載。これと6軸ハイブリッドジンバルスタビライザーを組み合わせ、「Super HyperSteady」によるスムーズな撮影が可能です。その他にも、1300万画素/F2.2の超広角カメラと3200万画素の3倍望遠カメラ、3200万画素の広角自撮りカメラも採用されています。
プロセッサは最新の「Snapdragon 8 Gen 3」で、新サーマルシステム「GameCool 8」を導入。6.78インチのディスプレイは最大165Hzでの駆動が可能で、ピーク輝度は2500ニトに進化。感圧式物理ボタン「AirTrigger」を継続する一方、本体はIP68の防塵・防水性能を実現しました。
上位モデルのROG Phone 8 Proでは、背面に341個の白色ミニLED「AniMe Vision」を搭載し、電源オンや着信などのアニメーションが表示可能です。
海外メディアのThe VergeはROG Phone 8および8 Proについて、「非ゲーマーにとってはトップチョイスにはならないが、ゲーミングスマホと伝統的なフラッグシップ端末との間で悩むゲーマーにとっては、妥協せざるを得ないという感覚が少なく感じるだろう」と評価しています。
価格はROG Phone 8が1000ドル(約15万円※)、8 Proは1500ドル(約22万円)となっており、近日中に予約受付が開始されます。
※1ドル=約145.4円で換算(2024年1月11日現在)