サムスンはGalaxy S24シリーズ向けに、初のソフトウェア・アップデートを配信開始しました。これにより、カメラ画質やディスプレイの機能を改善したと公式に発表しています。
サムスンの公式カメラ担当者によると、同社はGalaxy S24シリーズが発売されてから、様々な経路からやってくるフィードバックを集めてきたそうです。それらを反映して、今回のアップデートではカメラとディスプレイの使用体験を改善したと述べています。
具体的な改善点は、ざっと次の通り。
- 高画質モードで、逆光撮影時の明るさを調整して画質を改善
- 高倍率ズーム時に、テキストの鮮明度を改善 (Galaxy S24 Ultraのみ)
- 背面カメラによる動画撮影の鮮明度と画質を改善。 (Galaxy S24 Ultraのみ)
- 写真モードプレビューで、室内環境での暗い部分の明るさを高め、人物の鮮明度表現をスムーズに改善 (Galaxy S24 Ultraのみ)
- 食事モードでカラーデータを追加適用し、表現を改善
- 夜間モードで彩度とホワイトバランスを調整し、色味を改善
- Expert RAWアプリで新規フォーマットのDNG撮影後、ギャラリーでの拡大時の画質を改善
- 背面カメラによる写真撮影時、逆光のもとで素早く動く被写体の表現を改善 (Galaxy S24 Ultraのみ)
- 写真モードで被写体(人物、花など)の露出と色表現を改善 (Galaxy S24 Ultraのみ)
- ディスプレイ設定の「画面モード」に「鮮やかさ」オプションが追加
つまり、ユーザーから不満の声が上がっていた「カメラの画質が前モデルより落ちた」あるいは「画面が色あせて見える」現象に対処したようです。また、サムスンは今回のアップデートに含まれなかった項目も、次回のソフトウェア更新で提供する予定だと述べています。
まず韓国での修正アップデート配信が始まったようですが、日本向けの配信も早くやって来ることを望みたいところです。