iPhone 16は4モデルすべて超薄型ベゼルになる? 過去に断念した技術を採用か

ink_pen 2024/3/25
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iPhone 16は4モデルすべて超薄型ベゼルになる? 過去に断念した技術を採用か
塚本直樹
つかもとなおき
塚本直樹

IT・宇宙ジャーナリスト/フード系YouTube「侍飯」/NGO団体「ミャンマーキッズプロジェクト」 x.com/@tsukamoto_naoki

今年の登場が期待されている「iPhone 16」シリーズの4モデルすべてに、超薄型ベゼルが採用されるとの情報を、韓国語ニュースサイトのSisa Journalが伝えています。

↑MacRumorsより

 

昨年発売された「iPhone 15 Pro/Pro Max」では「低射出圧オーバーモールディング(LIPO)」という技術を採用。「iPhone 14」では約2.2mmだったベゼルが、1.5mmにまで薄くなりました。またiPhone 16 Pro/Pro Maxでは、6.3インチ/6.9インチの大型ディスプレイの採用が噂されています。

 

今回の報道によれば、iPhone 16シリーズではディスプレイを囲うベゼルを最小化するために、「Border Reduction Structure(BRS)」という技術を採用するとのこと。これは内部も銅配線をよりコンパクトなパッケージに巻き取る技術で、これによりベゼルのさらなる薄型化が実現できるというのです。

 

Appleは以前にもBRSをiPhoneで採用しようとしていましたが、熱問題で断念していました。しかし最近の放熱技術の工場により、BRSの採用が現実的となったのです。

 

スマートフォンの本体が大型化すれば、内部スペースが増えることで、より効率的に部品を配置することができます。さらに放熱性も向上するので、iPhone 16シリーズでは超薄型ベゼルの採用が可能となるのかもしれません。

 

Source: Sisa Journal via MacRumors

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