『Halo Infinite』内に『トイ・ストーリー』のアンディの部屋を再現した猛者現る

ink_pen 2022/9/20
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『Halo Infinite』内に『トイ・ストーリー』のアンディの部屋を再現した猛者現る
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

米マイクロソフトのFPS(一人称視点シューティング)『Halo Infinite』では、11月中にマップなどが自作できる「フォージ(Forge)モード」のオープンベータ版が公開される予定です。それを非公式に使ったユーザーが、『トイ・ストーリー』の世界を再現して注目を集めています。

↑Image:Red Nomster

 

このフォージモードは、2007年に発売された『Halo3』にマップ自作ツールとして搭載されたのが始まりです。最初はレイアウトエディター、つまりマップの建造物や地形など、もともとマップに存在するものは変えられず、武器や乗り物、箱などのオブジェクトのみが配置換えできました。

 

それがユーザーコミュニティの手に委ねられると、木箱などを組み合わせてペリカンを作ったり、テレポーターノードを使ってモノを宙に浮かせたり、ありとあらゆる創意工夫が発揮されました。それ以降のHaloシリーズでもフォージモードは進化し続け、より多くのアセットや地形パーツ、色の編集やライティングの変更、それにスクリプト(簡易プログラミング)も追加。こうしてプレイヤーの遊び場となったのです。

 

さてRed Nomsterと名乗るユーザーは、ふだんは銃弾が飛びかう『Halo Infinite』世界の中に、『トイ・ストーリー』シリーズでおなじみのアンディ(3作目までの人間側の主人公)の部屋を完ぺきに再現した動画を公開しています。

 

3つ目のエイリアン人形やミスター・ポテトヘッド、胴体がバネでできたスリンキー・ドッグからおもちゃ箱まで、細かなところまで凝りに凝っているようです。

 

今年7月にもフォージモードを使って、かつて小島秀夫監督が手がけたホラーゲーム『P.T.』の通路をライティングから音響まで巧みに再構築した猛者も現れていました。

 

先ほど述べたとおり、正式にはフォージモードはまだ利用できません。無理に抜け道を使うとアカウントがBANされる可能性が高いため、今年11月のオープンベータか、11月~来年3月にリリース予定の正式版まで待ちたいところです。

 

Source:Red Nomster(YouTube) 
via:Wccftech

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