サムスン、「iPhoneから折りたたみスマホに乗り換えようぜ!」CMを展開。またアップルユーザーをからかう

ink_pen 2022/11/4
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サムスン、「iPhoneから折りたたみスマホに乗り換えようぜ!」CMを展開。またアップルユーザーをからかう
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

サムスンはアップルを非常に意識しており、新型iPhone等が出るたびにネタにするCMを展開することで知られています。その最新作(?)として、iPhone 14シリーズには折りたたみ機構や高性能カメラなどの革新性がないとからかう動画「On the fence」が公開されています。

↑Image:Samsung US

 

このCM動画は、アップル製品がすでに実在している機能に追いつくのを「待つ」のではなく、「垣根を取り払って」サムスン製品にジャンプする時が来たとアピールするものです。

 

その始まりは、iPhoneユーザーの男性が垣根の上に座って向こう側に飛び降りようとしている場面です。それを仲間のアップルユーザー(まるでApple Storeのような店内で)が留まるよう説得しようとすると、男性は「俺はサムスンの側に行くよ、あちらには折り畳み式のスマートフォンやすごいカメラがある」と反論。

 

そこで他のiPhoneユーザーは「こちら側で、すべてが来るのを待てばいい」と宥めようとすると、男性は「とっくにサムスン側にあるよ」と突き放します。そして「フェンスを乗り越える時が来た(Time to get off the fence)」とのキャッチフレーズで締め、という構成です。心なしか、左右に区切られたフェンスが折りたたみスマホを暗示している印象もあります。

 

最近サムスンの広告は、単にからかうというより、iPhoneユーザーの乗り換えを誘っているようです。今年9月にiPhone 14シリーズが発表される直前にも「アップルの最新ローンチに向けてシートベルトを締めて下さい。世界を見渡しても、あなたの方向はそちらではありません」とCMを打ち、逆にiPhone発表イベントがあると知らない人にも教える結果となっていました。

そこでも「あなたの身近にあるiPhoneにもうすぐやってくるわけではありません。それは、発売中のGalaxyにあります」という、今回のCMと近いフレーズを述べていました。

 

いずれアップルも折りたたみデバイスを発売すると予想されており、他ならぬサムスンも「2024年に折りたたみiPadが投入される」と見ているとの噂も報じられています

 

iPhoneなどの有機ELパネルは主にサムスン(グループ会社のサムスンディスプレイ)が供給しており、もしも折りたたみiPhoneが実現すれば、サムスンも利益が得られるはず。あえてアップルを挑発して折りたたみ製品の発売を早めて、大もうけする狙いもあるのかもしれません。

 

Source:Samsung US(YouTube) 
via:9to5Mac

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