米国に大寒波到来! ワニがまさかの行動に出た

ink_pen 2024/1/25
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米国に大寒波到来! ワニがまさかの行動に出た
佐藤まきこ
さとうまきこ
佐藤まきこ

大学時代に細胞培養の研究を専攻した後、メディア・広告の世界へ。雑誌編集者や広告のプランナー、コピーライターとして長年経験を積み、フリーランスのプランナー、エディターとして活動中。ハワイ、オアフ島在住。Instagram: @hawaii_milestone

1月半ばから大寒波に見舞われている米国。気温がマイナス40℃を下回る地域もあり、多数のフライトが欠航し、凍結や積雪による交通事故が多発するなど、各地で混乱が起きています。そんな中、テキサス州の池で珍しい風景が観察されました。

↑さあどうする?

 

最高気温が4℃を下回る寒い日が続いた先日、450匹以上のワニをはじめ、保護された爬虫類を飼育する地元の「ゲーター・カントリー」で、ワニが暮らす池が凍ってしまったそう。

 

そこで見られたのが、ワニが池の水面から鼻だけを突き出して、じっとしている姿。「ワニが池と一緒に凍ってしまったの?」とか「あまりの寒さにワニは死んでしまった?」と思うような光景です。

↑凍った?

 

でも実は、ワニは凍った池の中で冬眠をしているのだそう。水面から鼻だけを出し、池の中では、毎分3回の心拍数で生きているのだとか。

 

ワニなどの爬虫類は、周囲の環境に合わせて体温を変化させる変温動物。冬眠すると最小限の活動だけを行い、代謝を抑制した状態になるといいます。冬眠中は起きて水を飲むこともあるそうですが、やがて再び気温が暖かくなれば、通常の活動に戻るとのこと。

 

凍った池の中でも生き延びるテクを持ち合わせているとは、ワニの底力を改めて教えてくれるエピソードですね。

 

【主な参考記事】

6abc. Frozen alligator still alive after found totally submerged in iced-over pond. January 23 2024

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