「Nintendo Switch」の後継機、後方互換性の手がかりが見つかる!

ink_pen 2024/9/28
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「Nintendo Switch」の後継機、後方互換性の手がかりが見つかる!
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

任天堂はNintendo Switchの後継機種を「今期中」、つまり2025年3月までに正式発表すると予告済みです。そこで注目が集まっているのが後方互換性、つまり現行スイッチ用のゲームソフトが動くかどうか。

↑「スイッチ2」はどうなる?

 

この点について、3月に配信されたファームウェア18.0.0から後方互換性を裏付ける手がかりが見つかったと報告されています。

 

この情報は任天堂のゲームハード・ソフトの情報通が集まる海外フォーラム・Famiboardsに投稿されたもの。数か月前のファームウェアですが、当時見落としていた多くの要素が見つかったと述べています。

 

それによれば、新たなタイプのマウントポイント(ゲーム機がストレージを読み書きできる仕組み)のサポートが追加されているとのこと。これには次のような使い道があると推測されています。

 

  • スイッチ2(仮称)用の高品質アセット、シェーダーキャッシュの置き場所
  • クロスジェネレーションゲーム(旧世代と新世代のゲーム機の両方で動くゲーム)用の統一ファイルシステムを採用すると仮定した場合、特定のファイルを状況に応じて利用可能とする
  • 次世代ゲーム機上の重要なファイルを著作権侵害やエミュレーションから保護する
  • 後方互換システムの一部として互換性シム(修正プログラム)を注入する

 

ここ最近、スイッチ2の噂話は活発に飛び交っています。例えば、NVIDIAがチップを提供して超解像技術DLSS(内部的に粗く描いて負荷を減らし、AIにより補完する)をサポートし、Steam Deckより高い解像度を実現するという予想もあります。

 

また、「工場での試作機」と称する画像が出現し、現行の有機ELモデルより一回り大きい8インチ画面を搭載するとも言われています。

 

すでにソニーもPS5の強化型「PS5 Pro」を発表済みであり、まもなく任天堂も何らかの動きを起こすのかもしれません。

 

Source: Famiboards
via: Wccftech

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