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2024/11/16 10:30

昭和レトロな空間“純喫茶”をこよなく愛する、ずん・飯尾和樹。「“1時間に1杯は頼む”独自のルールを設けています」

昭和レトロな空間で飲むコーヒーと視覚や胃袋を刺激する定番のフードメニューを提供するベストプレイス……純喫茶。そんな昔ながらの喫茶店をこよなく愛するのがお笑いコンビ・ずんの飯尾和樹さんだ。自ら「天職」だと自負する紀行番組『飯尾和樹のずん喫茶』(BSテレ東)も4年目に突入。ぶらりロケ途中の昼下がりに喫茶店で過ごすルーティンや番組制作の裏側を語り尽くしてもらった。

 

飯尾和樹●いいお・かずき…1968年12月22日生まれ。東京都出身。O型。お笑いコンビ「ずん」のボケ担当。相方はやす。

【飯尾和樹さん撮り下ろし写真】

 

コーヒーをおかわりしてからの3杯目のレモンスカッシュがおいしい!!

──午前中に取材されていたお店の外まで楽しそうな笑い声が聞こえていました。午後に何軒のお店を回られるのですか?

 

飯尾 これから3軒回る予定です。1オンエアごとに2軒の喫茶店を紹介していますが、毎回のロケで1日に4軒を収録しています。今は東京の狛江にいますけどもう1軒収録したら高円寺までぶっとびます。

 

──選挙の応援演説さながらに東奔西走でお忙しい~! 普段から喫茶店は利用されるんですか?

 

飯尾 かなりの頻度で行きます。とにかく家で作業ができない性分でして……。どうしても誘惑が多いじゃないですか? テレビを点けたらずっと見ちゃうし、ちょっと横になっただけでそのまま寝ちゃうし、「よし! ちょっと勢いづけちゃうゾ!」と言いながらビールでも飲み出したらそのままおつまみまで作っちゃうで、全く仕事が手につかない。だから、仕事をするために喫茶店に行きます。ぼくにとっては「喫茶店=仕事場」という認識が第一にありますね。

 

──仕事となると一度お店に入ると丸1日缶詰になりそう。

 

飯尾 ご名答! だから独自のルールを設けています。「1時間に1杯は頼む」というね。あくまでお店は商売でやっていて、間違っても公民館じゃないから(笑)。どうしても仕事が長引いて“残業”をする時は別の喫茶店に移動することもあります。それこそ、祐天寺から学芸大をムササビの滑空移動よろしく颯爽と移動するんです。でも、「ちょっと歩くか……」なんて言いながら1駅分を歩いているうちにいろいろ思いついちゃって、結局2軒目に行かない日も珍しくありません(笑)。

 

──仕事が終われば“仕事場”に行く必要もなくなりますもんね。

 

飯尾 そうはいっても、ご褒美で喫茶店のオムライスやナポリタンを食べて帰る日もあります。あと、仕事以外だと雑誌を読むためだけに行くことも。買った雑誌を読まずに積み上げてしまうタイプで、よくカミさんに「いるやつといらないやつをチェックして捨てろ」と言われながら「これも読むし、あれも読むし……」で断捨離ができない。カミさんは器用に電子書籍なんて読んでいるけど、僕の場合はオッサンだからそれだと読んだ気がしなくて……。なので、3~4冊をバッグにつめて喫茶店で読むんですよ。読み終わった雑誌をそのまま捨てるのももったいなから「これいりますか?」なんて喫茶店の人に聞くんですけど、「半年前の週刊誌はいりません」って断られたりしてね(笑)。たまに「それいいですね!」なんて喜ばれるケースもあるにはあるんですが、果たして喜ばれているのか気を遣われているのかは定かではありません……。

 

──先ほど、喫茶店での「1時間に1杯は頼む」というルールをおっしゃっていましたが、決まったルーティンのようなものはあるのでしょうか?

 

飯尾 最初にコーヒーを頼みます。季節によってホットだったりアイスだったり。2杯目も同じ。3杯目に目を覚ますためにレモンスカッシュに変えます。「シロップ抜きで」という細かいオプション付きで。このコーヒーからのレモンスカッシュがさっぱりしておいしいんですよ!

 

──滞在時間も長いだけにトイレに行く回数も多そうです。

 

飯尾 ええ、なので席からトイレに行くまでの動線は喫茶店選びの大事なポイントの1つ。行くまでに手こずるようなお店だと毎回少し気まずい思いをしなくちゃならないですからね。

 

──ただでさえ、カフェインには利尿作用がありますもんね。ちなみに番組で訪れた喫茶店にはオンエア後にも通われているのですか?

 

飯尾 行きますよ。ただ、悲しいことに建て直したり、移転したりでなくなっちゃうお店も何軒かありました。寂しいもんです。例えば、ある若いご夫婦が経営されていた喫茶店はテナントの契約を更新するタイミングで閉めてしまって……、でもその後に自由が丘で立ち飲み屋さんをオープンすると聞いてひっくり返りました(笑)。

 

──全く違う形態ですね(笑)。

 

飯尾 学芸大にあった「パーラーゐ恋」というフードメニューが評判の喫茶店でした。どうも、もともと旦那さんが和食料理屋さんの板前さんだったみたいで。立ち飲み屋さんは「自由が丘デパート」の近くにオープンするそうですよ。そこは新しい店に行ってマスターに会えるけど寂しい思いをすることの方が多いのも事実。「ごちそうさま~」なんて店を出るとね、ちょっと歩いたところで「飯尾さん!」と呼び止められるんです。「あれ? 忘れ物かしら!?」と思ったら、店のマスターから「実はですね……」と閉店することを告げられて。故郷に帰ってしまう、あるいは喫茶店そのものを廃業することを打ち明けられる瞬間の切なさったらない。

 

──ロケで出会って通い出したら今生の別れになるのは辛い‥‥。

 

飯尾 マスターの高齢化や駅前の再開発は避けられません。それだけに、一期一会の出会いを噛みしめながらロケをしています。でも、それ以上に楽しいこともいっぱいあるんですよ。この間も有楽町にあるピザトースト発祥の地に行けましたし!

 

ロケで1日に4軒をハシゴしても「カフェインで寝つきが悪くなることはありません」

──食事シーンは紀行番組のハイライトの1つ。あるとうれしいフードメニューを教えてください。

 

飯尾 ナポリタンとオムライスは定番ながら大好物。あと、ピラフがあれば頼んじゃいますね。冷凍じゃないそのお店オリジナルのものがあれば尚良し。大阪ではチャーハンのことを敢えて「焼き飯」と表記していて惹かれて頼んじゃいます。

 

──矢継ぎ早に止まりませんね(笑)。

 

飯尾 20代中盤まではホットドックが僕の中の定番でした。細長いウインナーソーセージとマヨネーズをあえたキャベツが入った背割りパンにケチャップとマスタードをたっぷりかけて食べるんです。最近は、ホットドックがメニューにあるお店も減ってしまいましたが、ウインナーソーセージ、ハム、ベーコンが好きなのでそれらが入っているメニューをアラカルトでどんどん頼んでしまいます。「全部食べきれるのか?」よりも「全部食べたい!」が勝っているのでしょう。全部が全部おいしいのですぐに平らげてしまいますね。

 

──喫茶店と言えばクリームソーダも定番メニューの1つです。

 

飯尾 よく自分へのご褒美に月に1回は頼んでいました。ただ、ロケで飲ませてもらう機会も多いので、プライベートで頼む機会が激減しちゃいました。ロケ中にご褒美をいただけるのはこの上なく幸せなんですけど……、でも最近はコーヒーゼリーを頼むようになりました。当たり前のことですが、喫茶店で食べるコーヒーゼリーは家で食べるのよりも数倍おいしい。水出しコーヒーから手作りして生クリームやホイップクリームがのっているのはスーパーじゃ買えませんもんね。その店のこだわりも垣間見られてエンタメとして面白いんですよ。わざわざコーヒーゼリー用のコーヒーを作っている店もあるぐらいなんですから。

 

──コーヒーを飲んでさらにコーヒーゼリーを食べるんですね?

 

飯尾 確かにコーヒーばかり飲んでいたので番組をやるまでコーヒーゼリーはそこまで食べていなかったんです。それがロケでおいしいコーヒーゼリーに出会えて大好きになっちゃいましたね。ぼくが惚れっぽいだけなのかも!?(笑) あ! あと、忘れてはならないのが固いホットケーキ!! ふわふわのも最高なんですが、ナイフを入れた時にパリッとなるぐらいの固さのやつが堪らないんですよ。そこにバターとはちみつをかけて、もう最高で……、想像しただけでヨダレがでちゃいそう(笑)。

 

──パンケーキよりもホットケーキなんですか?

 

飯尾 パンケーキのふわふわでジャムやホイップクリームがかかっているのも素敵。それでも、固いホットケーキに勝るものはありません。ヨーロッパで生まれ育った中学2年生と高校2年生の姪っ子がいるんですが、ついこの間来日して和菓子と喫茶店のホットケーキを食べまくって帰っていきました(笑)。オフレコですが、2.7kg太ったみたいです。ここはカットでお願いしますよ~!

 

──日本人が海外での生活で太るのはよく聞きますけど、その逆のパターンもあるんですね。

 

飯尾 僕の出ている番組を見てお父さんにリクエストしてホットケーキを作ってもらっていたようなんですが、とかく本場と同じ味なのかを確かめたかったみたい。僕も良さげなお店をリサーチしてアテンドしようとするんですけど、「もう調べているから」と叔父さんは言われるがままに付いていくだけ。どうせロクに聞いちゃいないと思って「こんなおいしそうなのがあるんだぞ」とわざわざ時間を置いて2~3回同じことを聞いたら「もう、しつこい!」なんて怒られて……。叔父さんシュンです。

 

──毎回のロケで4軒ハシゴするとなると摂取カロリーも気になります。

 

飯尾 一応、前日の食事を軽くしています。昨日から始めたダイエットなんですけど(笑)、今日スタッフに宣言したばかりです。実際にロケで思いっきり食べたいものを食べられるのと昨日は中途半端な時間に昼飯を食べたのもあって、晩はプチトマトだけにしました。

 

──晩ごはんのメニューだけ見るとまるで減量中のボクサーですね。それでも、4軒だとカフェインの摂り過ぎで夜眠れなくなるんじゃ?

 

飯尾 全く問題ありません。なんなら昨日の晩も寝る前にアイスコーヒーを飲んでいますから(笑)。カフェインで寝つきが悪くなることはありません。僕の睡魔は最強なんで!

 

──ところで、「子どもの頃親父の買い物帰りに連れて行ってもらった……」という番組オープニングの語りは実体験?

 

飯尾 そうです。ウチの親父がとにかく喫茶店が好きで、よくお袋に頼まれた用事で出かけるたびに「和樹行くか?」と呼ばれて付いて行った思い出です。昭和ですからね、よくその帰りの一服がてら喫茶店に寄ってくれて。親父は今の僕と同じでコーヒー、そして当時の僕はクリームソーダを頼ませてもらえるわけです。んで、「最近、少年野球はどうだ?」なんて雑談をしながら30分ぐらい過ごします。たまにですが、そんな日が頻繁に続くと「下の兄弟には内緒だぞ!」なんて約束させられたっけな。

 

──兄貴だけズルいとなるわけですね?

 

飯尾 そうそう。だから親父から「向こうでジュースをもらったことにしろ」という感じで入れ知恵されていた思い出です。

 

──それにしても、少年時代なのによく覚えていますね!

 

飯尾 かなりの頻度で行っていましたからね。近所に親戚が住んでいて、お袋が「これ届けてきて」と用事を親父に頼むんですよ。それを耳にするたびに「一緒に行く」なんて、完全に帰りの喫茶店が目当てでした。でも、時間がない日は駄菓子屋さんだった。「キャベツ太郎」を1袋とか(笑)。親父だけじゃなくてお袋も喫茶店が好きだったみたいで、2人とも外で働いていたのでよくランチを喫茶店で済ませていたらしいんですよ。この間は旅行先でも喫茶店に入ったんだとか。北海道で30分ぐらい。

 

──休憩するのにちょうどいいお店があったんですか?

 

飯尾 それが少々違っていて……、どうも行きたい観光地が2人の間で割れてしまったから審議の時間を設けたようなんです。あ、北海道と言えば、昨年末に訪れたコーヒーハウス「ミルク」は印象深かった。あの中島みゆきさんがデビュー前から通われていた店らしいんです。マスターも音楽をやっていて手作りのスタジオを作ってミュージシャンを目指している若者に場所を提供しているお店でした。聞けば、デビュー前の中島みゆきさんが持ち込んだ歌詞と曲に度肝を抜かされて自身のプロミュージシャンになるという夢を諦めたんだとか。マスターも北海道ではアマチュアフォーク歌手として名の知られた存在だったらしいんですが、女子高生だった中島みゆきさんの才能を目の当たりにしてね。そんなスターたちの知られざるデビュー前秘話を聞けたのはラッキーでしたね。

 

──そういえば、喫茶店の「聖地」とも言われる名古屋には進出されていませんね。

 

飯尾 敢えてね!! 愛知、岐阜エリアは喫茶店もといモーニング文化の発祥の地。あの天才・清水ミチコさんの実家にも行きたいのは山々なのが正直なところ。ただ、まだ名古屋はやめときましょうと自制しています。地方でまた行きたいのは京都ですかね。実はコーヒーの消費量が全国1位なんですよ。知っていました?

 

──すみません、勉強不足で‥‥。

 

飯尾 意外と知られていないんですよ。あと、漁港にある喫茶店にも行きたい。漁師さんが行くような喫茶店でシラストーストとか食べたいですね。映画「海街ダイアリー」でもおいしそうなのが劇中で出ていましたよね。

 

ホリケンが喫茶店仲間。公演開始の2時間前に待ち合わせて喫茶店へGO!

──喫茶店に通いつめる飯尾さんの「喫茶店あるある」を教えてください。

 

飯尾 カウンター席の奥は常連さんの指定シートのケースが多い。そういうお店だとわかりやすいように丸椅子にクッションが敷いていたりするんですよ。あと、ヨーロピアンな内装でも、昔からあるお店はトイレが和式トイレの場合が多い(笑)。

 

──店内のBGMは大事?

 

飯尾 ちゃんと聴いています。これというこだわりがあるわけじゃありませんが、クラシック音楽が流れていると捗りますね。

 

──クラシックを聴きながらお昼寝……なんてことも?

 

飯尾 失敬な(笑)。それは絶対にありません! だって仕事が間に合わないんですから!! そもそも〆切間近に駆け込んでいるんだし、コーヒーも飲んでいますし。夜中にテニスのウインブルドンを観ながらうたた寝するのとはワケが違うんですよ!(笑)

 

──それは失礼致しました。喫茶店には1人で行かれるばっかりですか?

 

飯尾 だいたいそうですね。その一方でネプチューンの(堀内)健ちゃんとは喫茶店の情報交換を頻繁にする仲ですね。それこそ、タバコOKのお店やおいしいフードメニューのあるお店の情報とか。「祐天寺の駒沢通のあそこはさ」「あのホットサンドは最高でさ」てな具合です。

 

──確かにタバコが吸える喫茶店は貴重です。

 

飯尾 かなり少なくなりましたよね。でも、番組で行くお店は家族経営のところも珍しくないだけに3~4割はOKだった記憶です。そういう情報をメモして健ちゃんに教えてあげるんですよ。今度、(明石家)さんまさんの舞台を観劇しに一緒に水道橋まで行くんですけど、健ちゃんから「番組で行っていた神楽坂のあそこ行こうよ」と言われているので舞台開演の2時間前に待ち合わせです(笑)。「2軒行っていたけど良かったのはぶっちゃけどっち?」なんて逆に取材されています。

 

──お忙しいロケの合間は何をされているんですか?

 

飯尾 ほとんど雑談しています(笑)。週末に同じ番組スタッフが『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』(テレビ東京系)を撮っていて、「今週どこ行くの?」なんて根掘り葉掘り聞いています。あと、訪れた土地の思い出を語り合ったり、駅前の不動産屋さんのチラシをみんなで見に行ったりと楽しい時間を過ごさせてもらっています。

 

──え!? 駅前ロータリーに飯尾さん御一行が佇んでいるかもしれないんですか?(笑)

 

飯尾 「徒歩3分で5万5000円は安いね~」なんてよく立ち話しています。あと、いろいろな喫茶店を回るだけに、過去に食べた料理の思い出話はキラーコンテンツ。「あそこうまかったね」とスタッフ全員の記憶力がやけに良いんですよ。

 

──舌の記憶も色あせないものなんですね。

 

飯尾 そうみたいです。ただ、僕は忘れちゃう生き物なので台本を持ち帰って写真を撮って保存しています(笑)。

 

──「我の舌こそが至高なり」とお互いの食べた思い出の味を競い合うこともあるのでは?

 

飯尾 それは全くないかな。皆さんちゃんと大人なんでね。それも良いしあれも良いなんて互いの好きを尊重し合うような空気感が現場にはあります。絶対に否定はしません。あとは、スタッフのお弁当タイムになると僕だけ暇になる。僕だけロケでお腹いっぱいですから(笑)。だいたい11時半から14時まではランチタイムで書き入れ時なのでロケには入れなくてスタッフがお昼ご飯を食べる時間なんですよ。皆さんがガッツリ茶色い弁当を食べているのをぼんやり眺めていますね。編集作業のために別の喫茶店に旅立つスタッフもいます。僕はロケバスの後ろで寝ています(笑)。好きなものを食べられて2時間弱寝られるなんて最高のロケだと思います。時間になったらスタッフが起こしに来てくれますし。トントンと軽く僕の体を叩きながら「オープニングです」と小声で告げられてスイッチを入れ直しています。

 

──オンとオフのスイッチがすぐに切り替えられるのは流石ですね。

 

飯尾 う~ん、果たしてスイッチが入っているのかな。スタッフは「もっとちゃんとしてくれねぇかな」とか思っているかも(笑)。

 

──そんな中でもロケで失敗したことはあるんですか?

 

飯尾 うーん、あまり記憶にないけど……、強いて言えばよくおろしたてのシャツにミートソースやナポリタンのソースを跳ねさせてしまうことでしょうか。「あの最後の1本だな‥‥」となんとなく状況は鮮明に覚えているもんです。カミさんに何か言われることはないんですが、僕自身がショックを受けています。汚すたびに家で自らシミ抜きをしています。

 

──今年で番組は4年目。5年目、6年目と続けてライフワークにしたい?

 

飯尾 そりゃ、10年でも20年でも。スタッフに変な異動がないかぎりはやりたいですよ。今日もカミさんに「喫茶店行ってくるわ」と言って家を出てきています。「明日何すんの」と聞かれて「喫茶店」と答えるような日常をまだまだ続けたい。カミさんには「仕事と遊びどっちなのよ」なんて小言を言われちゃうのが常ですが……(笑)。

 

──最後に視聴者に向けて一言お願いします。

 

飯尾 喫茶店好きのオッサンが飲みたいものと食べたいものを飲み食いしている番組です。どうか皆様の喫茶店探しの参考にしていただけるとうれしいです。Tverの見逃し配信でも見られますので、好きな時間に部屋着でも全裸でも自分が1番リラックスできる服装で見てください!!

 

 

飯尾和樹のずん喫茶

BSテレ東 毎週(日)午後5時45分~6時15分
※Tverで最新話無料配信中

番組公式HP https://www.bs-tvtokyo.co.jp/zunKissa/

番組公式X https://x.com/BS7ch_ZunKissa

 

撮影・構成/丸山剛史 取材・文/多嶋正大