世界で最も着けやすいといわれ、腕時計に理想的な特性を持つチタン。定番のケース素材として国内外の多くのモデルに採用されていますが、本シリーズでは、チタンの研究開発が最も進んでいるシチズン、セイコー、カシオの国内3社の最新作とともに、チタンウオッチの魅力に迫っていきます。
今回はカシオ編。
64チタンベゼルを配した特別モデル
G-SHOCK
GPW-1000T-1AJF
15万1200円
軽量かつ高硬度で、耐久性に優れた64チタンをベゼルに採用し、G-SHOCKのタフネス性能を強化した特別仕様。ソーラー発電駆動ながら、GPS衛星からの位置・時刻情報と、世界6局の標準電波受信にも対応します。
2救難隊や特殊レスキュー部隊の着用を想定した設計で、縦66×横56mm、厚みは18.8mmと大型。4時側のボタンでGPS受信が行えます。
薄さと軽さを両立した上品なソーラー電波時計
オシアナス
OCW-T2600-1AJF
10万8000円
ワールドタイムやクロノグラフなどの多彩な機能を備えたソーラー電波時計で、厚さを10.7mmに抑えた薄型モデル。純チタンケースにチタンカーバイト表面硬化処理を施し、耐傷性を高めつつ、上品なシルバー色で仕上げました。
G-SHOCKにまでチタンを用いはじめた技術力
カシオは、G-SHOCKを筆頭にオシアナス、プロトレックなどコンセプトに応じた多彩な製品を展開している。特に、先進技術とエレガントさを追求したオシアナスでは、ほぼすべてのコレクションでチタンケースとチタンバンドの仕様を採用。さらに上級モデルにはザラツ研磨を施すなど、チタンの価値を引き上げ“10万円代の高級電波ウオッチ”という新分野を開拓しています。
また、最近ではタフネスウオッチであるG-SHOCKでもチタン素材を採用し始めた。チタンの持つ、軽さ・強度という性質が“タフ”という世界観とマッチするため用いられているのだ。それを体現したのが、64チタンベゼルを採用したGPW1000Tである。舶来品では「グレード5」とも呼ばれ、主に高級時計に使われる成型の困難な素材。これを耐衝撃ウオッチに組み込む設計力こそ、カシオ最大の強みだといえます。
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