1906年にアメリカのボストンでアーチサポートインソールや偏平足などを治療する“矯正靴”の製造メーカーとしてスタートした「new balance(ニューバランス)」。最近では、クラシックカテゴリーから新たなコンセプトモデル「MRL247」がデビューしましたが、同モデルのリリースに合わせて「mita sneakers(ミタスニーカーズ)」とのコラボレートモデル「MRL247 TOKYO RAT」が登場しました。
MRL247のモデル名は「24 Hours/7 Days a Week(24時間/7日間))」を略したスラングで、「いつも」「常に」という意味合いを持つ「24/7」が由来。「ONとOFFがはっきりした偏った価値観ではなく、シームレスな感覚が必要な時代を生きるすべての人々の足元を快適に支えたい」という斬新なコンセプトのもとに誕生しました。
そして、MRL247のモデル名に付け加えられた“TOKYO RAT”とは、東京の地下道から屋根裏まで、昼夜問わず四六時中活動するネズミをデザインソースに具現化したもの。トーンの異なる「グレー」を巧みに配置するなど、オリジナルモデルとは違った表情が楽しめるスペシャルなモデルなのです。それでは、早速見ていきましょう!
シームレスなライフスタイルを快適にサポート!
前足部には優れた通気性と耐久性を兼ね備えた、2層構造のスポーティーメッシュを使用。さらにシーム(継ぎ目)を極力減らす「ウェルディング構造」を採用することで、飛躍的に足当たりが改善されています。
トーンの異なるグレーを巧みにアッパー全体に配置。サイドパネルからヒールにかけては、毛足の異なるスウェードやヘアリースウェードを併用しています。「TOKYO RAT」とあるように、同モデルはネズミから着想を得たカラーリングになっているのです。
インソールには、無数のミクロの空気穴から湿気を逃がすことで通気性や防臭性を確保した「ORTHOLITE(オーソライト)」社製のものを採用。また、履き口のプリントには数多くのファッションブランドのアートワークを手掛けるフォトグラファー「KEITA SUZUKI(スズキケイタ)」氏が撮り下ろした渾身の一枚が描かれています。
本モデルで採用されているブーティー構造は、採用伸縮性に優れたエラスティックと通気性を確保したナイロンメッシュを融合させたもの。シューズと足の一体感を高めながら、さらにタウンユース向けへとアップデートされています。
この軽快な履き心地とシューズとの一体感は、さすがニューバランスといったところでしょう。そして、ミタスニーカーズならではのカラー&素材のアレンジも絶妙でした。大都会東京の表現にネズミをモチーフにするとは、その突き抜けた発想もすばらしいですね! 最近では色々なバージョンのMRL246が登場していますが、他人と差をつけたい人は、ぜひ選択肢のひとつに加えてみましょう。
new balance MRL247 “TOKYO RAT” “mita sneakers”
1万4904円
仕事からワークアウト、遊びまでのすべてを網羅した機能性とデザイン性を兼ね備えたMRL247。同モデルをベースに、ミタスニーカーズがネズミをモチーフにアレンジした別注モデルです。
【URL】
ミタスニーカーズ http://www.mita-sneakers.co.jp/