常に進化し続けるG-SHOCKが、またしても驚きの新構造の開発に成功しました。カーボンをケースに使うことで、素材、機能、デザインのすべてで次なるステージを切り開いた、話題の最新作に迫ります!
新たな素材で広がる機能とデザインの可能性
昨年の誕生35周年フィーバーも冷めやらぬうちに、G-SHOCKから新構造を採用した新作が発表。これらのモデルの開発経緯を商品企画部の牛山さんに聞きました。
「G-SHOCKは進化が宿命づけられたブランドです。昨年を区切りとし、その次を考えたときに着目したのが、カーボンの可能性でした。素材の配合から研究を重ね、軽量かつ強靭な素材特性を生かすデザインを検討。特にグラビティマスターは、裏蓋のない『カーボンモノコック』構造をはじめ、多方面で進化を遂げています」(牛山さん)
新作のケースに使われるようなカーボンファイバー強化樹脂は、鉄の4分の1の軽さで、10倍の比強度があるという素材。この“タフさ”のおかげで、新たなデザインができたといいいます。
「ボタンガードがなくなり、ストラップ交換も可能になります。また、カーボンなので樹脂のように加水分解もしにくい。まさしく次世代G-SHOCKと言えますね」(牛山さん)
裏蓋のないカーボンケースとチタンパーツで新たなタフさを実現
グラビティマスター
GWR-B1000-1A.1
9万7200円
カーボンケースでモジュールを保護する「カーボンコアガード」構造に加え、裏蓋のないモノコックケースも採用。航空仕様のグラビティマスターらしく、トリプルGレジストの堅牢スペックを誇ります。Bluetooth搭載電波ソーラーで実用性も十分。●サイズ:W46.4×H50.1×D16.9mm
<VARIATION>
GWR-B1000-1A
9万7200円
チタンパーツを黒に、インデックスをグレーにしたカラバリ。樹脂でできたダイアルの黒がより際立ちます。ブルーと同じく、発電はインダイアルを透過した光で賄います。