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スニーカー
2020/1/27 21:30

【保存版】2020年春の足元を彩る傑作シューズたち「18足」

ついに新しい時代の幕開け。2020年は物事が大きく変わる年とも言われているワケですが、スニーカーシーンにも何やらいろいろと新たな動きがあるようです。そこでゲットナビウェブでは、名作をブラッシュアップさせた復刻商品や、日本初上陸の気鋭ブランド、日々進化を続ける高機能でスタリッシュなパフォーマンスシューズなど、今季リリースされる新作を様々な角度から掘り下げてみました。

 

 

【その1】96年の名作ランシューがそのままの形でカムバック

New Balance
ML850
1万2980円(税込)

1996年の登場時にブランドの旗印でもあるサドルのNロゴをなくし斬新なデザインで注目を集めた「850」。サポート性を高めるためサイドに採用されたウェビングテープや衝撃吸収材「ABZORB」に加え、クッション材「C-CAP」や優れた安定性を実現するミッドソール「ROLLBAR」といった当時の仕様を完全再現。さらに、なんとオリジナルカラーで復活とファン待望の期待作です。2月発売。

 

【その2】スピード感あふれるスタイルはジョーダンブランドならでは

NIKE
JORDAN WHY NOT ZER0.3 PF
1万7050円(税込)

NBA選手ラッセル・ウェストブルックのシグネーチャーモデル第3弾「JORDAN WHY NOT ZER0.3 PF」。立体的なクッショニングと足中央部のストラップにより、スピード感あふれるスタイルを実現しています。スプリットアウトソール、ギザギザのデザインライン、複数の素材の組み合わせがラッセルのシグネーチャーモデルらしい特徴です。ブラック、ホワイト、メタリックゴールドの3色展開。

 

【その3】Vans初期のファミリービジネス時代のテイストを復活

VANS
Classic Slip-On(Mismatch )ZEBRA
7700円 (税込)

VANSの「クラシック スリッポン」と言えば、誰もが知っている名作シューズ。靴紐がないのでラクに着脱ができて履き心地も軽快です。今回Mismatchパックと題して、左右別々に季節ごとのカラーリングやプリントをミックスした「Classic Slip-On(Mismatch )ZEBRA」がリリース。他にも「Era」や「Style 36」のシューズも登場。

 

【その4】インパクトのあるアレンジをベーシックなカラーリングで提案

CONVERSE
CHUCK TAYLOR
ALL STAR 100 SPLITLOGO HI
8250円(税込)

「チャックテイラー オールスター 100 スプリットロゴ ハイ」は「ACTIVE HEIRITAGE」をテーマにした、オールスター 100のパターンアレンジモデル。アンクルパッチとヒールラベルをセンターでスプリットし、ずらして配置したデザインがインパクトありです。アンクルパッチは、右足を縦方向、左足を横方向に分裂しており、生地は強度を向上させた「テンセル™ キャンバス」採用モデル。スタイリングに取り入れやすいブラック、ホワイトの2カラー展開。

 

【その5】未来的で破壊的なグラフィックが足元へのインパクト大!

Reebok
ZIG KINETICA x R58 by Kenzo Minami
1万9800円(税込)

ニューヨーク在住の日本人グラフィックアーティスト、Kenzo Minami(ケンゾー・ミナミ)とのコラボレーションによる「ZIG KINETICA x R58 by Kenzo Minami」。2009年にランニングシューズとして登場した初代「ZIG」は、アウトソールのジグザグ形状が高い推進力を生み出すことから、 “ドーピングシューズ(=反則)”と呼ばれ、あるマラソン大会では着用が禁止になるほど、高いパフォーマンス力を誇ったシューズです。デザインは、Kenzo Minamiによる未来的で破壊的なグラフィックを大胆にフィーチャーし、「R58」の由来である、リーボック創業者が持っていた開拓者精神と反逆精神を体現したモデルとなっています。

 

【その6】GEL-LYTE Ⅲの発売30周年を記念し、スニーカーショップとのコラボモデル

asics
GEL-LYTE Ⅲ OG
2万20円(税込)

ランニングシューズ「GEL-LYTE Ⅲ(ゲルライトスリー)」の発売30周年を記念し、スニーカーのセレクトショップ「ミタスニーカーズ」とのコラボモデルが登場。ホワイトをベースとしたアッパー(甲被)のつま先部分にレッドを配すことで、ボリュームのあるフォルムとつま先部分の丸みが同調し、日の丸のようなデザインに。また、スプリットタンにファスナーが付いているのも特徴です。靴底に「FAR EAST」の文字を大きく入れ、中敷には、「Gel-Lyte III」のオリジナルデザイナー三ツ井氏の手書きによる「東京改」という文字が入ります。さらには、ミタスニーカーズのアイコンである金網の模様に三ツ井氏とミタスニーカーズディレクターの国井氏の名前を入れるなど、細部にもこだわりあり。

 

【その7】オニツカタイガーを代表するシューズがモダンにアップデート

OnitsukaTiger
TIGER CORSAIR EX
上1万4300円(税込)/下1万3200円(税込)

1970年代に発売され、その後のジョギングブームの先駆けとなった、オニツカタイガー代表するアイコニックなシューズのひとつでもある「TIGER CORSAIR」が、モダンにアップデート。ミッドソールとアウターソールの間に独自開発の衝撃緩衝材「fuzeGEL(フューズゲル)」を搭載。またインナーソールにはOrthoLite®(オーソライト)を使用し、コンフォートな履き心地を実現しています。2モデルあり、アッパーが上質なスムースレザー素材と、軽量テキスタイルとスエードを組み合わせた素材の展開。軽量テキスタイルを用いたモデルには、オニツカタイガーストライプを刺繍で表現しています。

 

【その8】プーマ ランニングシューズの発展に寄与した名誉モデル

PUMA
RS-X3 SUPER
1万4300円(税込)

1980年代中期にランニングシューズとして登場し、軽量かつ画期的なクッション性で90年代のプーマ ランニングシューズの発展に寄与したRSシリーズを、2020年モデルとしてアップデート。RSの特徴的なシルエットをスタイリッシュかつ機能的に再構築しました。快適な履き心地とクッション性に優れたRS-Xに、頑丈な素材、大胆なカラーリングやディテールを施し、デザイン性をより一層引き上げた仕上がりとなっています。

 

前述の鉄板ブランドからも分かるとおり、2020年は復刻モデルのアタリ年かもしれません。後半戦もまだまだ復刻モデルや注目ブランドのフットウェアが続きます。

 

【その9】今の時代とも調和する90年代の名作モデルを復刻

LACOSTE
STORM 96
1万7600円(税込)

ワニのアイコンを取り入れたポロシャツでお馴染みのラコステ。ブランドのアーカイブの中から、1996年にリリースされたランニングシューズの「STORM 96」が復刻されます。90年代のトレンドを感じる大胆な配色やぼってりとしたシルエットは残しつつも、耐久性向上や軽量化に成功。左サイドにしっかりと施されたブランドロゴも見逃せないポイントです! 2月下旬発売。

 

【その10】お馴染みのキッチンシューズを洗練されたデザインへ昇華

MOONSTAR
810s / KITCHE (エイトテンス キッチェ)
5500円(税込)

福岡県久留米市にある自社工場で熟練した職人が手がけるシューズメーカーのムーンスター。スクールシューズなどの専門靴の制作に定評のある同社から、2015年に発売されたキッチンシューズの「KITCHENSTAR 01」をベースにした1足「810s / KITCHE (エイトテンス キッチェ)」が発売されます。油や水に強い素材を採用しつつ、極力の無駄を省いたミニマムなデザインにより、タウンユースに改良された新作となっています。

 

【その11】日本初上陸でも話題のメリノウールを使った贅沢な1足

Allbirds
Wool Runners
1万2500円(税込)

オールバーズは、2016年に元サッカーニュージーランド代表ティム・ブラウン氏とバイオテクノロジーの専門家ジョーイ・ズウィリンガー氏がサンフランシスコで始めた気鋭のシューズブランドです。ボディに最高級マテリアルのメリノウールを使うことで、今までに体感したことのないような快適な履き心地が体現できる話題作。「ウールランナー」は同ブランドの注目作です。なお日本旗艦店として2020年の1月、遂に東京原宿に初出店しました。

 

【その12】BAPE STA™はめでたく20周年!

A BATHING APE®
ABC CAMO BAPE STA™ LOW
2万900円(税込)

A BATHING APE®を象徴するプロダクトのひとつとして2000年に誕生し、今なおストリートファッション最前線で愛され続ける 「BAPE STA™」。サイド部分に施され星形モチーフ“STA”のアイコンマークを軸に、多種多様なカラーバリエーションとデザインで話題となり、ファレル・ウィリアムスやジェイ・Z、プシャ・Tなど名だたるアーティストを虜に。20周年記念モデルとして、ABC CAMO柄で仕上げた新作BAPE STA™が発売。目を引く色使いと帆布生地で仕上げた質感、アイコンの星形のモチーフ”STA(スタ)”が足元に存在感をプラスします。

 

【その13】オリジナルを踏襲しながらも今流にアップデートされた名作

le coq sportif
LCS TR II OG
1万3750円(税込)

ルコックスポルティフが提案するのは、90年代に生み出した、丸みを帯びたシルエットや重量感のあるソールが特徴の「LCS TR II OG」。当時のディテールは残しつつ、靴型の再設計でフィット感を高め、軽量化にも成功。おまけに、通気性&クッション性に優れた高機能インソール“オーソライトの搭載でより実用的にモディファイ。まさに、過去と現代が融合する至極のプロダクトです。

 

【その14】アメリカのスケーター達から人気だった、ハイカットシューズ

ellese
ellesse×Hombre Nino アシストハイ
1万9800円(税込)

「ellesse×Hombre Nino アシストハイ」は、エレッセ「Assist」とアパレルブランド「Hombre Nino(オンブレ・ニーニョ)」とのコラボシューズ。1984年に誕生したAssistは、デザイナーMarc Sadlerがバスケットボールの運動特性に基づいて設計し、彼が手掛けたスポーツシューズ名品の1つです。このAssistは、アメリカのスケーター達からのアツい支持を得てました。1980年代後半、当時プロボーダーとして、アメリカに遠征していたHombre NinoのデザイナーのYOPPIこと江川芳文氏が、このAssistに出会い、魅了され、青春時代もっとも印象に残る思い入れのあるシューズ。

 

【その15】軽さとフィット感を高めた革新的な防水シューズ

THE NORTH FACE
Velocity Knit Mid GORE-TEX Invisible Fit
2万900円(税込)

今やザ・ノース・フェイスの定番シューズとも呼べる「Velocity Knit」がアップデートされました。GORE-TEXが誇る、防水、透湿、防風性に優れた特殊構造が採用された本作は、従来のブーティーの様に“靴の中に特殊構造を組み込む”のではなく、“アッパーに圧着させて一枚生地にする”ことで、フィット感を高め、軽量化や速乾性を向上。より最高の履き心地が保証された代物です。ベージュ、ブラック、グレーの3色展開。

 

【その16】アウトドアにもタウンユースにも使える万能な一足

On
Cloudrock Waterploof
2万3980円(税込)

On初のハイキングブーツ「Cloudrock Waterploof」。そもそもOnとは、スイスのアルプスで生まれたランニングシューズブランドで、注目のブランドの1つです。必要なときに作動する「衝撃吸収システム」を採用。これは世界初の特許取得技術です。同シューズはMissiongrip™搭載で高いグリップ力を実現し、超軽量でアウトドアにもタウンユースにも使える万能な一足。ネイビー/ミッドナイトカラーが新色として登場です。

 

【その17】人気モデルの新たな一手は彩りを強めたポップな配色

HOKA ONE ONE
ELEVON 2(エレボン 2)
1万9800円(税込)

本格的なランナーから火がつき、今では街でもよく見かける様になったランニングシューズブランドのホカ オネオネ。魅力は何と言っても“マシュマロの様な履き心地”とも言われる分厚いミッドソール。紹介するのは、反発力と高いクッション性を兼ね備え、安定した走り心地を誇る新モデル「ELEVON2(エレボン 2)」。カラーは3色展開で、2月発売です。

 

【その18】ブランドの主軸モデルを超高機能でアレンジ

 

inov-8
X-TALON G 210 MS
1万8700円(税込

裸足感覚で走れるトレイルランニングシューとして絶大な信頼を獲得するイノヴェイト。そんなブランドのルーツとも呼べるX-TALONシリーズから、軽量で柔軟性に特化した「G 210 MS」の進化版の完成です。同シリーズでは初の試みとなる、最新素材のグラフェン(ノーベル賞受賞の最新素材)が搭載されているので、極めて高いグリップ力と耐久性が楽しめます。

 

文/加藤ひさのり、野田楊枝郎

 

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New balance