昨年スウォッチが発表した100%スイスメイドのコネクティッドウォッチ「スウォッチ・タッチ・ゼロ・ワン」が、約1年を経て「ゼロ・ツー」へとバージョンアップ。すでに発売されており、価格は1万6200円。果たして、どこが進化したのでしょうか?
スポーツを愛するすべての人と楽しさを共有できる
スウォッチのコネクティッドウォッチは、1万円台の価格としては超優秀。製造は100%スイス製だし、3気圧防水も確保。交換式のコイン型電池の採用で日々の充電も不要です(ちなみに電池交換はスウォッチの個性でもあります)。
デビューモデル「ゼロ・ワン」はビーチバレーに特化されていて、ビーチバレーのアタックの強度が測れたりしました。なぜビーチバレーかというと、実はスイスはビーチバレーの強豪国。山に囲まれているイメージですが、実際は大きな湖がいくつもあってマリンスポーツも盛ん。スウォッチらしい着眼点でした。
そして、進化した「ゼロ ツー」ですが、このモデルではリオデジャネイロオリンピックが開発の鍵となった模様。実際に4型のバリエーションのうち、「ヴェラオゼロツー」と「ノッサゼロツー」の2つは大会オフィシャルロゴの入ったオリンピックモデルとなっています。
スポーツをする側も見る側も楽しめる機能を搭載
スウォッチ・タッチ・ゼロ・ツーの機能には、3本の柱があります。
ひとつめはTIMEモード。タイマー、アラーム、クロノグラフ、カレンダーの表示に加え、スウォッチが独自に考案した「swatch. beat」という表示があります。swatch. beatって何って話ですが、これは1日を1000分割にした新しい時刻表示とのこと。時分秒の常識を取っ払ってしまったわけですね。
ふたつめはACTIVITYモード。これは、活動モニターや目標値までの達成度合いの表示、歩数計測とそれをもとにした消費カロリーを確認することができます。いわゆる活動量計ですね。
最後のFANモードは、この製品の大きな特徴。拍手の数やパワー、ウェーブの回数などから、いかにスポーツを楽しんでいるかを数値化する「FAN HEAT」と、登録ユーザーの中で自分が何位にいるかが確認できる「FAN RANK」という、スポーツを観戦する側の活動量計となっています。
どの機能の呼び出しもタッチ、長押し、スワイプと、タッチ操作が可能。スマホライクな使用感が得られます。
オリジナルの無料アプリで機能をフル活用
スウォッチ・タッチ・ゼロ・ツーの開発に合わせて、オリジナルアプリの提供も始まりました。「Swatch Touch Zero App」との組み合わせることで、活動量計のログが取れたり、活動に関する個人プロフィールが作成できたりします。また、ファンプロフィールの作成やナショナルチームの応援、ファンランクの確認などが行えるようにもなるそうです。
ちなみにアプリは、先代モデル「ゼロ・ワン」にも対応しています。
7月24日までの期間、オンラインストアは送料無料ということなので、夏の遊び時計選びで悩んだら、ひとまず一本買ってみてはいかがでしょう?
スウォッチ
スウォッチ・タッチ・ゼロ・ツー
Ref.SVQN100
Ref.SVQN102
ヴェラオゼロツー
Ref.SVQN101
ストローゼロツー
Ref.SVQW100
各1万6200円(税込)
【SPEC(共通)】
ムーブメント:コネクティッド・クオーツ(Bluetooth)
素材:プラスチックケース、シリコンストラップ(ノッサゼロツーはファブリックストラップ)
サイズ:ラージ
防水性:3気圧
【URL】
スウォッチ http://www.swatch.com/ja_jp/
オンラインストア http://shop.swatch.com/ja_jp/watches/digital/swatch-touch-zero-2-c1723.html