ファッション
2020/11/2 18:00

釘で刺しても穴があかない、着るこたつ、氷の上で滑らない靴、ワークマンの過酷ファッションショーは驚きの連続だった

プロ鳶職人向けがハードスポーツにもマッチする

さて、いよいよ過酷ファッションショーの始まりです。男性ダンサー3人が激しいダンスでワークマンウェアのストレッチ性能をアピールした後に、クライミングウォールをスルスルと登る美男美女。男性が着込む「TRICO TECH(トリコテック)FIELD(フィールド)ジャケット」(2900円)と「TRICO TECH FIELD パンツ」(1900円)は最大140%の4WAYストレッチと3Dカッティングで最大限の動きやすさを確保する一方、ジャケットの胸ポケットにエアダクト機能を搭載して蒸れを回避。さらにジャケット、パンツともに大容量ポケット付きで、ワークシーン、アウトドア両面でも大活躍します。

↑激しいダンスを踊っても破れないつっぱらないワークマンのストレッチウェア

 

↑アウトドアテイストのデザインですが、動きやすさとポケットの多さでワークシーンでも人気

 

最後に、過酷ファッションショー最大の見せ場である氷のステージが登場しました。ベストは秋冬新作の目玉商品の一つ、“着るこたつ”こと「WindCore(ウィンドコア)ヒーターベスト」(3900円)。背中の上下2か所、肩甲骨の間と腰骨あたりに電熱シートを内蔵し、別売りの「WindCoreハーフバッテリー8Vセット」(4900円)で発熱させることができます。温度は約50℃/45℃/40℃の3段階に調節でき、高温の50℃なら約4.3時間、低音の40℃なら約16時間の連続稼働ができます。夏用に冷却ファン付きウエアを発売して大ヒットとなりましたが、その冬版と言えるでしょう。ちなみに、バッテリーは夏の冷却ファンと共用です。

 

ボトムも同じく「Wind Coreヒーターミドルパンツ」(3900円)で、両大腿前部にヒーターが搭載されています。そして、足元に「防寒ブーツ 氷雪耐滑ケベックNEO(ネオ)」(2900円)、靴底はグラスファイバー配合で雪の上でも滑りにくいワークマンオリジナルの“WMアイスソール”を装着、2020年モデルは踵のホールド感がアップしてより滑りにくくなっています。実際、ステージ上のモデルさんは、氷の上を難なく歩いていました。なお、無縫製アッパーでレインブーツ並の防水性も保持しています。

↑着るこたつと氷雪耐滑ケベックNEOで、氷の上でも温かく滑らない

 

↑着るこたつ内部をサーモカメラで見ると赤く発熱していることが分かります

 

メリノウールが驚きの安さ

会場の外には秋冬コレクションすべてが展示されていましたが、その中で筆者が最も気になったアイテムを紹介しましょう。それは、メリノウールシリーズ。メリノウールは高い吸湿性で汗冷えを防ぎつつ、保温性にも優れ、抗菌防臭効果を持ち、柔らかいのでチクチクしないため、秋冬春の登山には必須のアイテムです。しかし機能性が高いゆえに価格も高く、大手スポーツブランド製品ならばインナー長袖シャツでも5000円以上します。

 

それが、ワークマンならメリノウール100%でも「メリノウール 長袖丸首シャツ」で1900円、「メリノウール ロングタイツ」も1900円。この他、メリノウールアイテムのラインアップが充実しています。筆者は山登りが趣味ですが、メリノウール製品が欲しいものの、その価格の高さで躊躇していましたが、ワークマンなら洗い替えを含めて上下で2着ずつ買えます。さすがワークマン。

↑メリノウール100%の長袖丸首シャツが1900円! これは迷うことなく買いです

 

↑メリノウールMIX製品も数多くラインアップ

 

ワークマンはこのほど、横浜に「#ワークマン女子」という女性中心の店舗を初めて出店しましたが、同店はレディースだけでなくメンズ4割、男女兼用2割と、男性用も多く扱っています。もちろん、レギュラー店舗にも冬のアウトドア、スポーツは無論のこと、タウン着として着こなせる商品が多数展示してあるので、近くのワークマンに足を運んでみてはいかがでしょうか。ホント、リーズナブルですよ。

 

 

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