前編に引き続き、フルクリップのリバーシブルフェイス・マルチデイパック「180(ワンエイティ)」のインプレッションをお届け。後編では、「iX」および「LE」に使われている最新のデジタル迷彩パターン「A-TACS」と、使い勝手についてご紹介します。
タフな環境でもヘタり知らず!
ホンモノケイカクにラインナップされている「iX」および「LE」には、米アラバマ州にあるデジタル・コンシールメント・システムズ社製のカモフラージュパターン「A-TACS」を採用しています。
A-TACSは世界中100を超えるタクティカルギアブランドに素材やパターンを提供しており、そのカモフラージュ性能はお墨付き。
アウトドアやサバイバルゲームに、ぜひとも連れていきたくなるバッグです。
ワタクシもとある仕事で「180」に図面を突っ込み、山の中を3週間ほど歩きまわって使用してみておりますが、フェイスフラップがフルオープンできるため、なんでも気兼ねなく出し入れできるこのカバン、かなり気に入っております。
コーデュラ1000とYKKファスナーで堅牢性はバッチリ。ただし防水性能はほぼないため、雨の日はレインウェアの中に背負わないとならないのですが、内容量17Lと大きすぎないため、まあ、なんとか運用できてるかな、と。
惜しむらくはメインコンパートメントにPCポケット以外の仕切りがないことですが、しかし逆にこれが設けられていた場合、ヘルメットなどの大物が入れられなくなってしまうので、仕方のないところ。
書類などを収納する場合は、別途A4サイズくらいのバッグインバッグを用意しておくと、より快適に使用できるかもしれませんね。
【スペック】
●サイズ :W330×H440×D(マチ幅) 約140mm ●ショルダーストラップ:500〜860mm ●重さ: 610g(容量約17リットル) ●カラー :3色展開(ブラック、A-TACS LE、A-TACS iX) ●価格: 20,196円(税込)
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【著者プロフィール】
森 聖一郎
カナダ、フィリピン、伊豆大島などを渡り歩き、ここ数年は東京の家に帰るのが年に2ヶ月くらいという流浪の旅人。ライター業のかたわら現場監督や料理人などとしても幅広く活動し、その知見の広さからホンモノケイカクの商品開発などにも携わる。最近の趣味はテキサス・ホールデム。