サムスンは今年1月に三つ折りスマートフォンの存在を予告し、先日の「Galaxy Unpacked」イベントで正式発表されるとの噂もありましたが、実際にはイベントでの言及はありませんでした。

しかしその後、サムスンは2025年末までに三つ折りデバイスを発売する計画を公式に認めました。これは、同社デバイス体験部門の責任者である TM Roh氏 が韓国メディア Korea Times の取材に対して語ったものです。
Roh氏によると、現在は「製品そのものと使い勝手の完成度を高めることに注力している」とのことです。製品名はまだ決まっておらず、完成が近づいた段階で最終決定する予定だと述べています。
また別のサムスン幹部(匿名)によれば、三つ折りスマートフォンはすでに設計・開発を終え、量産体制も整っているそうです。ただし、消費者のニーズが明確でないため、発売のタイミングについては慎重に検討しているとされています。
正式名称に関しては、「Galaxy G Fold」になるとの噂もあります。これはヒンジの形状がアルファベットの「G」に似ているためとされており、過去にサムスンが「Flex G」というコンセプトモデルを出品していたこととも関連しています。
このGalaxy G Foldは、展開時に約10インチ、カバー画面は約6.5インチのサイズとされ、チップには Snapdragon 8 Elite を搭載すると噂されています。非常に高性能なモデルになると見られていますが、韓国や中国など限られた地域での販売にとどまり、価格はGalaxy Z Fold6の倍近くになる可能性があるとも報じられています。
将来的には、日本を含む世界市場に向けて、より手ごろな価格での展開が期待されます。
Source: The Korea Times,Android Authority
via: Engadget