サムスンの最新折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold7」は、折りたたんだ状態での厚さが公称スペックで8.9mmとされており、ブック型(横折り)の中では世界最薄と主張するHonor Magic V5の8.8mmにはわずかに届かないとされています。

しかし、両モデルの実機を並べて比較した著名リーカーが、Galaxy Z Fold7の方が実際には薄く見えると指摘しています。
信頼性の高いリーカーとして知られるIce Universe氏は、Galaxy Z Fold7とHonor Magic V5を折りたたんだ状態で厚みを比べた動画をX(旧Twitter)上で公開しています。2台の位置を入れ替えても、やはりGalaxy Z Fold7の方が薄く見えるという結果になっています。
このように公称スペックと実際の見た目が異なっている理由は、Honor Magic V5にはあらかじめスクリーンプロテクターが貼られており、それが実際の厚さに影響しているためと考えられます。一方で、Galaxy Z Fold7にはそのような付属物がなく、表示上の厚みよりも実際はさらに薄くなっている可能性があります。
もっとも、0.1mmの違いや1gの軽さといった差が、日常使用において明確に体感できるかどうかは疑問です。この種の「世界最薄」「世界最軽量」といった表現は、実用性というよりも宣伝やマーケティング上のアピールに過ぎないのかもしれません。
とはいえ、Galaxy Z Fold7が現在市場にある折りたたみスマートフォンの中で、最薄・最軽量クラスに位置するのは確かです。日本での発売日は8月1日と予定されており、実際に手に取れる日が待ち遠しいところです。
Source: Ice Universe(X)
via: GSMArena