サムスンが開発中の三つ折りスマートフォンについて、同社が「Galaxy Z TriFold」という商標を韓国で申請したことが報じられています。

この情報は、オランダのサムスン専門サイトGalaxy Clubが伝えたものです。ただし、この商標が実際の製品名になるかどうかは、まだ確定していません。サムスンは新製品のために複数の候補名を事前に登録する傾向があり、登録された名称がそのまま正式名称として使われるとは限らないからです。
サムスンは、2025年1月に開催されたGalaxy Unpackedイベントにて、三つ折りディスプレイ搭載デバイスの存在を、シルエット映像で示唆していました。さらに、同社の幹部は「2025年末までに三つ折りのGalaxyスマートフォンを発売する」と公式に発言しています。
また、Galaxy Z TriFoldに搭載されるプロセッサーが「Snapdragon 8 Elite(型番SM8750)」であることが、内部向けのベータ版One UI 8のコード解析から明らかになりました。
具体的には、「siop_q7mq_sm8750」という文字列が確認されており、「q7mq」は三つ折りスマホの開発コードとして知られ、「sm8750」はSnapdragon 8 Eliteの型番と一致しています。これまでも噂はありましたが、サムスンの公式ソフトウェアから証拠が見つかったのは初めてです。
そのほか、Galaxy Z TriFoldのディスプレイサイズは広げた状態で約10インチになるとされ、カメラ構成はGalaxy Z Fold7(メイン200MP・超広角12MP・望遠10MP)と同等になると予想されています。初期の発売地域は韓国と中国に限定される見込みですが、いずれ日本での展開にも期待が高まります。
Source: Galaxy Club, Android Authority
via: Sammobile