サムスンの次期フラッグシップスマートフォン最上位機「Galaxy S26 Ultra」は、メインカメラのイメージセンサーこそ前モデルと同じものの、より光を取り込みやすくすることで画質が改善されると報じられています。

信頼性の高いリーカーIce Universe氏によると、Galaxy S26 Ultraのイメージセンサーには200MPの「ISOCELL HP2」が引き続き搭載される予定です。これは、2023年の「Galaxy S23 Ultra」で初採用され、S25 Ultraまで継続使用されてきたセンサーです。
しかしGalaxy S26 Ultraでは、レンズの開口部を広げることで、F値(絞り値)が従来のF1.9からF1.4へと大幅に明るくなるとされています。この変更によって、最大で約47%多くの光を取り込めるようになり、暗所でもノイズの少ない鮮明な写真や動画が撮影できると期待されています。
光の取り込み量が増えれば、シャッター速度をより短く設定でき、動いている被写体でもブレの少ない写真が撮れるようになります。これにより、長年サムスン製スマートフォンの課題とされてきた「手ぶれ問題」が大きく改善される可能性があります。
Ice Universe氏はまた、Galaxy S26 Ultraに可変絞り機能が搭載されるとの情報も伝えています。これが実現すれば、明るい場所では絞りを狭くしてよりシャープな写真を、暗い場所では絞りを開いて背景をぼかすなど、シーンに応じた柔軟な撮影が可能になるでしょう。
そのほか、Galaxy S26 Ultraはさらに薄型・軽量化され、画面の反射防止性能や最大輝度も向上する見通しです。バッテリー容量や充電速度も進化し、全体として大幅なアップグレードが期待されています。
プロセッサーには、次世代の「Snapdragon 8 Elite 2」が採用される予定であり、Androidスマートフォンの最高峰となる仕上がりが見込まれています。
Source: Ice Universe (X)
via: Sammobile