2027年にリリースされると噂されている「20周年iPhone」には、従来よりも薄くて明るい有機ELディスプレイが搭載されると報じられています。

海外メディアのETNewsによれば、20周年iPhoneでは「COE(Color Filter on Encapsulation)」と呼ばれるサムスンの有機ELディスプレイ技術が採用されるとのこと。
これにより、消費電力を増やすことなく高い輝度が提供でき、さらにiPhoneの本体が薄くなる可能性があるというのです。
一方、偏光フィルムを取り除くCOE技術では、反射やまぶしさの制御がより難しくなります。そのため、屋外での視認性を維持するためには、高度なコーティングやピクセルレベルの素材に頼る必要がありそうです。
サムスンは、2021年にリリースした折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold 3」にCOEを初めて導入しました。
20周年iPhoneでは、デバイスの4辺がすべてカーブした完全なベゼルレスデザインが採用されると噂されていますが、COEによって明るいディスプレイを体験することができるかもしれません。