アップルの新型ワイヤレスイヤホン「AirPods Pro 3」を、海外の音楽プロデューサーがプロの目線でレビューしています。

音楽プロデューサーのローデウェイク・ヴォス氏によれば、AirPods Pro 3は「音楽を聴く音量の大小にかかわらず高音質を保っている」とのこと。
具体的には、「音量を下げていくと、EQは低音と高音を強調し、いわゆるスマイルカーブになる。これにより、低い音量でも楽曲がより迫力があり、生き生きと聴こえるようになる。(中略)音量を上げていくと、EQはゆっくりと逆方向に変化する」と話しています。
AirPods Pro 3では、アクティブノイズキャンセリング(ANC)性能の向上がうたわれています。これについては「旧モデルで外部音取り込みモードをオンにすると、高音が非常に強調され、決してリアルには感じられなかった。今回のモデルはそうではなく、現実の音量に非常に近くなっている」とヴォス氏は述べています。
このような変化により、ヴォス氏自身はより低い音量で音楽を聴くようになったとのこと。イヤホンでは大音量が問題となりがちですが、AirPods Pro 3ではより小さな音量で音楽を楽しむことができそうです。
Source: Lodewijk Vos (LØ)/YouTube via 9to5Mac