新型「AirPods Pro 3」、修理業者が分解して大ショック

ink_pen 2025/10/8
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新型「AirPods Pro 3」、修理業者が分解して大ショック
塚本直樹
つかもとなおき
塚本直樹

IT・宇宙ジャーナリスト/フード系YouTube「侍飯」/NGO団体「ミャンマーキッズプロジェクト」 x.com/@tsukamoto_naoki

分解修理業者のiFixitが、アップルの新型ワイヤレスイヤホン「AirPods Pro 3」を分解し、その進化を報告しています。

↑修理には向いていないかも(画像提供/アップル)。

AirPods Pro 3の内部には、0.221Whのバッテリーセルが1つ、充電ケースには1.334Whのバッテリーが搭載されていることが判明。

前モデルの「AirPods Pro 2」にはバッテリーセルが2つ搭載されていましたが、その数が減ったため、ケースを含めた駆動時間が30時間から24時間に減少したのかもしれません。

AirPods Pro 3では、新たにフォームを注入したイヤーチップが採用されています。顕微鏡で観察すると、イヤーバッドが耳に接する部分の先端にフォームの薄い層が確認できます。

ケース内部の希土類磁石(レアアースマグネット)の数は減っていますが、「MagSafe」および「Qi2」での無線充電がきちんと動作するように、異なる位置に配置されています。

iFixitはAirPods Pro 3を分解するにあたり、実際には壊す必要がありました。なぜなら、AirPods Pro 3は修理を想定して設計されていないからです。バッテリーは接着剤で密封されており、イヤホン内部のケーブルを簡単に取り外すこともできません。

このため、修理容易度としては10点満点中0点という、最低点となってしまいました。

Source: iFixit/YouTube via MacRumors

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