アップルのクックCEO体制が終演? 後任の最有力は…

ink_pen 2025/10/10
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アップルのクックCEO体制が終演? 後任の最有力は…
塚本直樹
つかもとなおき
塚本直樹

IT・宇宙ジャーナリスト/フード系YouTube「侍飯」/NGO団体「ミャンマーキッズプロジェクト」 x.com/@tsukamoto_naoki

アップルは次期CEOにジョン・ターナス氏を起用する方向で調整していると、米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報告しています。

↑「ポストクック」はもう決まっている?(画像提供/Laurenz Heymann/Unsplash)

現在アップルは、ティム・クックCEOが率いています。これまでの数年間は、ジェフ・ウィリアムズ氏がその後を継ぐとみられていましたが、ジェフ氏は2025年末に同社を去ることになったそう。

ほかにも複数の上級幹部が退任を予定していると見られており、アップルは経営陣を刷新するようです。

次期CEOへの就任が有力視されるターナス氏は、アップルでハードウェアエンジニアリング担当上級副社長を担当してきました。同氏は2001年にアップルに入社し、iPhoneやiPad、Macの設計とエンジニアリングを監督してきました。

ターナス氏は現在50歳で、クック氏が2011年にCEOに就任したときと同じ年齢。また、アップルの取締役会は経営や販売担当の幹部よりも技術者を次のリーダーに起用したいようです。

「同社に近い人々は、ターナス氏が最終的にCEOになることにほとんど疑いを持っていない」とガーマン氏は付け加えています。

ティム・クック氏は2025年11月に65歳になりますが、社内には明確なナンバー2が存在しません。ガーマン氏は、「クック氏は最終的に会長職に就くかもしれない」と指摘。これはアマゾンのジェフ・ベゾス氏、マイクロソフトのビル・ゲイツ氏、オラクルのラリー・エリソン氏と同様です。

アップルのモノづくりが新体制でどう変わるのか、いまから注目です。

Source: MacRumors

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