車載版「Googleマップ」、車線変更をリアルタイムで支援する新機能を導入へ

ink_pen 2025/11/9
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車載版「Googleマップ」、車線変更をリアルタイムで支援する新機能を導入へ
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

Googleは、車載版のGoogleマップに新機能「ライブレーンガイダンス」を追加すると発表しました。

↑ますます頼りになりそう(画像提供/Backcountry Media – stock.adobe.com)。

この機能は、Googleマップがドライバーのように前方の道路や車線を“見る”ことができ、リアルタイムで最適な案内を行うというもの。

例えば、右端の車線を走行中に左側の出口へ向かう必要がある場合、システムが自動的に状況を把握し、音声と画面表示の両方で車線変更を促してくれます。

ライブレーンガイダンスは、車載AIがフロントカメラで撮影した映像を解析し、車線や道路標識の情報をGoogleマップのナビゲーション機能と統合する仕組み。

これにより、交通状況や到着予定時刻、通知などのデータを組み合わせた、より精密で直感的な案内が可能になります。

↑「左車線へ(←Move left)」といった具合にガイドしてくれる(画像提供/Google)。

現時点では、この機能はアメリカとスウェーデンの電動SUV「Polestar 4」に数か月以内に展開される予定。Googleは「主要自動車メーカーと連携し、今後より多くの車種や道路環境に対応を広げていく」としています。

なお、ライブレーンガイダンスは車載版Googleマップ専用機能であり、スマートフォン版では利用できません。今後、対応車種や提供地域の拡大が期待されます。

Source: Google Blog

via: PhoneArena

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