次期Galaxy S26シリーズ、「全モデル自前チップ」説に異論! やっぱり大半はスナドラに?

ink_pen 2025/11/14
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次期Galaxy S26シリーズ、「全モデル自前チップ」説に異論! やっぱり大半はスナドラに?
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S26」シリーズについては、以前から同社独自のチップ「Exynos 2600」がほぼすべてのモデルに採用されるという噂がありました。ところが、米クアルコムがGalaxy S26端末の約75%に自社製チップを供給する見込みであることを明らかにしました。

↑スナドラか自前チップか?(画像提供/JCM – stock.adobe.com)

クアルコムは11月初めに行われた第4四半期の決算説明会で、サムスンのGalaxy S26シリーズへのチップ供給に関する質問を受けました。その際、かつてはGalaxy Sシリーズの約50%がクアルコム製チップで、Galaxy S25では100%を達成したことに触れつつ、「今後は75%が新たな基準になる」と述べ、Galaxy S26シリーズでも同程度の比率を見込んでいると回答しています。

一方、サムスンのExynos 2600は、iPhone 17 Proに搭載されたA19 Proを上回る性能を持ち、AI処理では最大6倍速いと報じられています。さらに、クアルコムの最新チップ「Snapdragon 8 Elite Gen 5」を凌駕するという情報もありました。しかし、それでも依然としてクアルコムのシェアが優勢であるようです。

もっとも、クアルコムは正式な発注状況には言及しておらず、サムスンの最終決定を待っていることを示唆しています。サムスンは一度、Exynosチップの全面採用を計画していたものの、その方針を見直した可能性があるとみられます。

Galaxy S26シリーズは2026年2月末に発表される見通し。どのモデルにどのチップが搭載されるのかが明らかになるまでには、まだ時間がかかりそうです。

Source: Investing.com
via: 9to5Google

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