アップルが「iPhone」向けに5つの新しい衛星通信機能を開発中であると報じられています。

現在、iPhone(14以降)では複数の衛星通信機能が利用可能。これにより、緊急通報サービスにテキストメッセージを送ったり、ロードサービスを手配したり、友人や家族にメッセージを送ったり、自分の居場所を知らせたりすることができます。
米ブルームバーグによれば、アップルは以下の5つの衛星機能を開発しているとのこと。
- 衛星経由のマップ: ネット接続がなくてもナビが使用可能
- 衛星経由のメッセージでの写真送信
- デバイスを空に向けず、屋内からでも衛星接続が可能に
- 衛星通信による5G通信: 携帯基地局が衛星を利用して通信できるように
- サードパーティ向け衛星APIフレームワーク: ディベロッパーが任意で衛星通信をアプリに導入できる
衛星経由での音声通話、ビデオ通話、ウェブブラウジングを可能にする計画はないそう。一方で、スペースXと提携し、接続拡張のための有料オプションを提供する可能性もあります。
近年、急速に広まりをみせる、スマートフォンでの衛星通信機能。将来的には、地球上のどこでも気軽に通話やインターネットができるようになりそうです。
Source: MacRumors