サムスンは2026年に折りたたみスマートフォンの販売を強化するため、次期縦折りモデル「Galaxy Z Flip8」を従来機種より薄く軽くする計画だと報じられています。

韓国メディアのThe Bellによると、サムスンはGalaxy Z Flip8と次期横折りモデル「Galaxy Z Fold8」の販売数量を前世代より10%ほど増加させる見通しとのこと。特に、近年伸び悩んでいたZ Flipシリーズの巻き返しに重点を置くとされています。
2025年のGalaxy Z Fold7は前世代比で25%以上も薄型化されましたが、同時に登場したZ Flip7は折りたたみ時の厚さが8.1%しか減らず、「革新的」とは言いがたい内容でした。こうした状況が2026年には変わり、サムスンはFlip8の厚みと重さをともに「10%以上」削減することを目標にしていると報じられています。
もし本当にそうなれば、折りたたみ時の厚さは約12mm、重量は約169gになります。これらの数値はGalaxy S25 Edge(厚さ5.8mm、重量163g)にかなり近づくことになり、より扱いやすくなることが期待できます。
サムスンは折りたたみシリーズの販売台数について670万台を目標としており、Galaxy Sシリーズと合わせて大きな成長を狙っていると伝えられています。
ただ、薄型化だけでユーザー体験が大きく変わるわけではないため、カバー画面の操作性などの改善を求める声もあり、次期One UIでのアップデートが期待されそうです。
Source: The Bell
via: 9to5Google