香港のタフネススマートフォンブランド・Oscalは、2万mAhの巨大バッテリーを搭載した「Oscal Tank 1」を発売しました。

本体サイズは約184 × 83 × 29.5mm、重さは約640gと非常に大型で重く、ポケットに入れて持ち歩くのは現実的ではありません。
これは耐衝撃性能やバッテリー容量を優先した結果ですが、その分バッテリー持ちは圧倒的です。待機状態で1080時間、ライトを使用しても最大45時間、ヘビーな使用でも3〜5日利用できるとされています。
さらに、音楽再生は約58時間、通話は約84時間、ウェブ閲覧は約26時間可能。搭載プロセッサーはMediaTek Dimensity 7050で、6.78インチの2.4Kディスプレイ(120Hzリフレッシュレート対応)を備えます。カメラは64MP・50MP・20MPのトリプル構成で、ナイトビジョンにも対応。
耐久性も非常に高く、IP68/IP69Kの防塵・防水性能を備え、水深2mで30分の防水、10mの高さからの落下、最大1200kgの圧力、−50℃〜70℃の極端な温度にも耐えられるようです。
OSはAndroid 15ベースのDokeOS 4.2で、5G・Wi-Fi 6・Bluetooth 5.2に対応。A-GPSとGLONASSも利用できます。さらにUSB-C経由で他のデバイスに給電できるモバイルバッテリー機能も搭載しており、非常時にも役立つ構成です。
価格は500ドル(約7万8000円※)と比較的手ごろで、高性能スマホではないものの、建設現場・アウトドア・緊急時など、電源の確保が難しい環境に特化した1台です。災害時に備えておく端末としても心強い存在といえます。
※1ドル=約156円で換算(2025年11月25日現在)
Source: Oscal(YouTube)
via: BGR