多数のスマートウォッチやスマートバンドが販売されているなかで、まだまだ数が少ないスマートリング。身に着けている人も多くはないため、製品に接する機会がなく「どんなことができるのかわからない」という人も多いでしょう。
そこでここでは、日本発のスマートリング「SOXAI RING 2」を使って、スマートウォッチとの違いに触れながらどんなことができるのかを紹介していきます。
世界最細クラスでシンプルながら質感の高いデザイン
SOXAI RING 2は、2025年12月に発売された睡眠管理用スマートリングの新モデルです。スマートリングとしては2026年1月時点で唯一の国産、独自技術による詳細なデータの取得、世界最細をうたうサイズと長時間駆動のバッテリーを特徴としています。
公式オンラインストアでの価格は39,980円(税込)。幅広い機能を利用するために、サブスクリプションサービスを展開するスマートリングもありますが、SOXAI RING 2は製品を購入すればすべての機能を使えるのもポイントです。
見た目は装飾がなくシンプルながら、チタン合金による質感の高さを感じます。主張しないデザインなので、たとえば普段の格好で指だけ目立つなんてことはありません。

リングのサイズ展開は8、10、12、14、16、18、20、22、24、26号と豊富。このうち26号は2026年3月発売予定です。また、公式オンラインストアだと購入前にサイジングキットの送付を無料で選択可能。ほかのECで購入した場合はサイジングキットが別売(550円前後)となります。
毎日身に着けることを前提とした製品なので、サイジングは必須です。サイズが合わなくてきつかったり、逆にゆるゆるですぐに指から外れてしまったりするとそれだけでストレスになりますし、スマートウォッチのようにバンドの締め具合で調整なんてことはできません。
一部家電量販店でも取り扱っているので、店頭でサイズを確かめるのもいいでしょう。


スマートウォッチとの違いは?
最近ではスマートウォッチを健康管理のために使うニーズも多いでしょう。SOXAI RING 2も睡眠を軸にした健康管理向けのガジェットなので、広義では同じジャンルといえます。
ですが、そもそもリングとウォッチで形が違うので、大きく違う面もあります。わかりやすいところでいえば、SOXAI RING 2にはディスプレイがありません。そのため、取得したデータはすべて専用のスマホアプリで確認することになります。
ディスプレイがないと不便に感じるかもしれませんが、睡眠時だとむしろ適しています。寝ている最中にスマートウォッチのディスプレイをうっかり触ると画面が光ってしまいますが、SOXAI RING 2はそんな心配がありません。もちろんスマートウォッチによっては就寝中に画面をオフにできますが、そうした設定も当然ありません。
また、スマートウォッチのように腕に巻き続けるよりは、指に着け続ける方が違和感は少ないです。睡眠の妨げになる要素を徹底的に排したとも取れるリング形状は、睡眠管理用としてとてもいいですね。
スマートウォッチとの違いはまだあります。SOXAI RING 2は、スマホに届いた通知を知らせる機能はありません。それどころか、身に着けている約1か月のあいだ、専用アプリからスマホに通知がきたこともありません。

ほかにも、決済機能や音声アシスタント、ランニングや水泳などの運動に合わせたアクティビティの記録といった、スマートウォッチでよくある機能も省かれています。SOXAI RING 2は指に着けて、取得したデータを都度専用アプリに同期して確認する、シンプルな製品なのです。

睡眠に関するデータは豊富に取得可能。改善方法の提示も好印象
ガジェットとしてできることは少ないように見えますが、取得できるデータは多岐にわたり、睡眠の項目については目を見張るものがあります。





睡眠管理用としてはちょうどよく、通知のない静かさもユニーク
大事なのはSOXAI RING 2を使って健康改善につなげられるかですが、今回使っている期間ではそこまで至りませんでした。理由は2つあり、ひとつは睡眠のスコアがそんなに悪くなかったからで、もうひとつは「そもそも悪くない睡眠状態を改善する」のが難しいためです。



全体的なスコアが悪ければ「改善しなきゃ」という気持ちが湧くと思うのですが、そこまで悪くないスコアが逆に中途半端で、改善に取り組む気持ちが起こりませんでした。これは製品の良し悪しではなく、完全に個人の姿勢の問題でしょう。
欲をいえば、取得したデータを分析してパーソナライズされたアドバイスをもらえるようにしてもらえると、より改善に取り組みやすいと感じました。このあたりはアップデートに期待したいところです。
それでも睡眠の妨げにならないデザイン、豊富な取得データに改善方法の提示と、健康管理ガジェットとしては十分な完成度といえます。加えてアプリの通知がまったくなく、リングが振動して何かを知らせることもないので、身に着けるガジェットとしてとても静かな点もユニークでおもしろいです。
常に眠いけど理由がわからない、寝ても疲れが取れないといった、睡眠に対して明確な懸念がある人はピッタリでしょう。またスマートウォッチほどの多機能さを求めてはいないけど、健康管理はしたいという人にも向いていそうです。
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