通知が来ない静かなスマートリング「SOXAI RING 2」はスマートウォッチと何がちがう?

ink_pen 2026/2/7
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通知が来ない静かなスマートリング「SOXAI RING 2」はスマートウォッチと何がちがう?
GetNavi web編集部
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多数のスマートウォッチやスマートバンドが販売されているなかで、まだまだ数が少ないスマートリング。身に着けている人も多くはないため、製品に接する機会がなく「どんなことができるのかわからない」という人も多いでしょう。

そこでここでは、日本発のスマートリング「SOXAI RING 2」を使って、スマートウォッチとの違いに触れながらどんなことができるのかを紹介していきます。

世界最細クラスでシンプルながら質感の高いデザイン

SOXAI RING 2は、2025年12月に発売された睡眠管理用スマートリングの新モデルです。スマートリングとしては2026年1月時点で唯一の国産、独自技術による詳細なデータの取得、世界最細をうたうサイズと長時間駆動のバッテリーを特徴としています。

公式オンラインストアでの価格は39,980円(税込)。幅広い機能を利用するために、サブスクリプションサービスを展開するスマートリングもありますが、SOXAI RING 2は製品を購入すればすべての機能を使えるのもポイントです。

見た目は装飾がなくシンプルながら、チタン合金による質感の高さを感じます。主張しないデザインなので、たとえば普段の格好で指だけ目立つなんてことはありません。

↑世界最細をうたうサイズは幅が約6.7mmで、厚みは約2.7mm。スマートリングとしてはたしかに細いですが、身に着けてみるとそれなりの存在感があります。

リングのサイズ展開は8、10、12、14、16、18、20、22、24、26号と豊富。このうち26号は2026年3月発売予定です。また、公式オンラインストアだと購入前にサイジングキットの送付を無料で選択可能。ほかのECで購入した場合はサイジングキットが別売(550円前後)となります。

毎日身に着けることを前提とした製品なので、サイジングは必須です。サイズが合わなくてきつかったり、逆にゆるゆるですぐに指から外れてしまったりするとそれだけでストレスになりますし、スマートウォッチのようにバンドの締め具合で調整なんてことはできません。

一部家電量販店でも取り扱っているので、店頭でサイズを確かめるのもいいでしょう。

↑カラーはシルバー、マットシルバー、マットブラック、ピンクゴールド、ゴールドの5色展開。ただし、ゴールドは公式オンラインストア、ビックカメラ.com、ヨドバシ.com限定カラーです。
↑リングは100m防水に対応しているので、身に着けたまま手を洗ったりお風呂に入ったりしても問題ありません。

スマートウォッチとの違いは?

最近ではスマートウォッチを健康管理のために使うニーズも多いでしょう。SOXAI RING 2も睡眠を軸にした健康管理向けのガジェットなので、広義では同じジャンルといえます。

ですが、そもそもリングとウォッチで形が違うので、大きく違う面もあります。わかりやすいところでいえば、SOXAI RING 2にはディスプレイがありません。そのため、取得したデータはすべて専用のスマホアプリで確認することになります。

ディスプレイがないと不便に感じるかもしれませんが、睡眠時だとむしろ適しています。寝ている最中にスマートウォッチのディスプレイをうっかり触ると画面が光ってしまいますが、SOXAI RING 2はそんな心配がありません。もちろんスマートウォッチによっては就寝中に画面をオフにできますが、そうした設定も当然ありません。

また、スマートウォッチのように腕に巻き続けるよりは、指に着け続ける方が違和感は少ないです。睡眠の妨げになる要素を徹底的に排したとも取れるリング形状は、睡眠管理用としてとてもいいですね。

スマートウォッチとの違いはまだあります。SOXAI RING 2は、スマホに届いた通知を知らせる機能はありません。それどころか、身に着けている約1か月のあいだ、専用アプリからスマホに通知がきたこともありません。

↑スマートウォッチとスマホの組み合わせだと、よりアクティブに動くよう通知でうながされることもざらにありますが、それがないため、ガジェットとしての存在感は皆無といっていいくらいです。

ほかにも、決済機能や音声アシスタント、ランニングや水泳などの運動に合わせたアクティビティの記録といった、スマートウォッチでよくある機能も省かれています。SOXAI RING 2は指に着けて、取得したデータを都度専用アプリに同期して確認する、シンプルな製品なのです。

↑充電は付属の台座にはめるタイプ。最大約2時間で充電できます。バッテリー駆動時間は最大14日間で、バッテリーをより多く消費する睡眠時無呼吸の傾向を測定するとだいたい8日くらい持ちました。

睡眠に関するデータは豊富に取得可能。改善方法の提示も好印象

ガジェットとしてできることは少ないように見えますが、取得できるデータは多岐にわたり、睡眠の項目については目を見張るものがあります。

↑睡眠時間に始まり、深い睡眠や浅い睡眠などの睡眠ステージはもちろん、安静時の心拍数、血中酸素の変動から睡眠時の呼吸に乱れがあるか、つまり無呼吸の可能性を把握することもできます。さらに、取得したデータをまとめて睡眠スコアとして点数化してくれます。
↑SOXAI RING 2はこれらのデータを正確に取得するために、独自開発した光電容積脈波(PPG)センサー「Deep Sensing」を搭載しています。複数の経路から最適な光信号を抽出することで、ノイズになりやすい光があったり、リングが回転したり、あるいは血管による個人差があったりしても高精度なデータ測定が可能。
↑睡眠以外では、安静時の心拍数と心拍の変動に加えて皮膚温度を記録して、睡眠の記録と活動量の記録を加味してスコア化する「体調」、歩数と消費カロリーからスコアを出す「運動」があります。
↑睡眠、体調、運動のスコアを総合的に評価して算出する「QoL」スコアも見られます。
↑各スコアはアプリ上で詳細な説明を見ることができるほか、評価の基準や改善するための方法も確認できます。スコアが低かったり、気になるデータがあったりしたときには詳細を確認すれば、改善に対してどうアプローチすればいいかがわかります。

睡眠管理用としてはちょうどよく、通知のない静かさもユニーク

大事なのはSOXAI RING 2を使って健康改善につなげられるかですが、今回使っている期間ではそこまで至りませんでした。理由は2つあり、ひとつは睡眠のスコアがそんなに悪くなかったからで、もうひとつは「そもそも悪くない睡眠状態を改善する」のが難しいためです。

↑睡眠スコアは週間平均60前後と、SOXAI RING 2のなかでは「良い」とされる結果。
↑たとえば私の場合、心身の回復度合いをスコアで評価する「回復指数」が低くなりやすい傾向でした。
↑このスコアの改善方法として、「適切な睡眠の確保」「十分な睡眠時間」「質の良い食事」「ストレス管理」「適度な運動習慣」が挙げられます。いずれも取り組みたい気持ちはありますが、たとえば質の良い食事はどういうものかまではさすがに記載されていません。また適切な睡眠の確保においては、先に述べたように睡眠スコアは悪くないのです。

全体的なスコアが悪ければ「改善しなきゃ」という気持ちが湧くと思うのですが、そこまで悪くないスコアが逆に中途半端で、改善に取り組む気持ちが起こりませんでした。これは製品の良し悪しではなく、完全に個人の姿勢の問題でしょう。

欲をいえば、取得したデータを分析してパーソナライズされたアドバイスをもらえるようにしてもらえると、より改善に取り組みやすいと感じました。このあたりはアップデートに期待したいところです。

それでも睡眠の妨げにならないデザイン、豊富な取得データに改善方法の提示と、健康管理ガジェットとしては十分な完成度といえます。加えてアプリの通知がまったくなく、リングが振動して何かを知らせることもないので、身に着けるガジェットとしてとても静かな点もユニークでおもしろいです。

常に眠いけど理由がわからない、寝ても疲れが取れないといった、睡眠に対して明確な懸念がある人はピッタリでしょう。またスマートウォッチほどの多機能さを求めてはいないけど、健康管理はしたいという人にも向いていそうです。

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