「iPhone」のスクリーンが数年後に大きく変わる? 有力アナリストが予測

ink_pen 2022/5/12
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「iPhone」のスクリーンが数年後に大きく変わる? 有力アナリストが予測
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

2022年秋の「iPhone 14(仮)」シリーズは、Proモデルがノッチ(画面上部の切り欠き)廃止となり、「ピル+パンチホール」(横長と丸い穴の2つが画面に開けられる)と予想されています。4月末も、それを裏付けるような前面パネル写真と称されるものが公開されていました。その一方で、通常価格モデルはノッチが残り続けると見られています。

↑まもなく見納めになるノッチの後はどうなる?

 

では、2023年の「iPhone 15(仮)」シリーズはどうなるのか? ディスプレイ関連の情報に定評あるアナリストが、全4モデルともノッチに代わる穴あき画面デザインを採用するとの予想を述べています。

 

ディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏はツイートで、iPhone15の標準モデルとProモデルの両方が、「ピル+パンチホール」デザインになるというロードマップを公開。以前にYoung氏は、横長の穴(ピル)は顔認証のFace IDパーツ用で、丸い穴のホールは自撮りカメラ用だと述べていたことがあります。

 

さらにYoung氏は、アップルの最終目標はFace IDセンサーと自撮りカメラを完全に画面の下に移す(外からは見えなくする)ことだと考えている様子。開発が順調に進めば、2024年の「iPhone 16 Pro」では画面下Face IDが実現し、2026年の「iPhone 18 Pro」では自撮りカメラも画面下になるとの見通しです。

 

その一方、Young氏はiPhone 14 Proモデルについて、iPhone 13 Proモデルより画面が少し大きくなると予想。もっとも「6.06インチから6.12インチ」とほぼ誤差の範囲のようで、過剰な期待はできないようです。

 

かつてYoung氏は、第6世代iPad miniの画面サイズが8.3インチになることや、14インチと16インチのMacBook ProがミニLEDバックライト画面を搭載することも正確に予想していました。今回の予想が正しければ、「ディスプレイに穴が開いていない全画面iPhone」が実現するのは数年先のことになりそうです。

 

Source:Ross Young(Twitter) 
via:MacRumors

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