廉価スマホ「Galaxy S23 FE」、Snapdragon 8+ Gen 1搭載で「安くて高性能」かも

ink_pen 2023/2/24
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廉価スマホ「Galaxy S23 FE」、Snapdragon 8+ Gen 1搭載で「安くて高性能」かも
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

サムスン製ハイエンドスマートフォンの廉価モデル「Galaxy FE」シリーズは、昨年は新機種が投入されなかったものの、今年は「Galaxy S23 FE」として帰ってくるとの噂が浮上しています

↑Galaxy FEシリーズ

 

そんななか、Galaxy S23 FEには前世代のSnapdragon 8+ Gen1が搭載されるとの予想が報じられています。

 

リーカーのコナー氏(@OreXda)は「独占情報」として、Galaxy S23 FEには端末価格に合わせてSnapdragon 8+ Gen 1が搭載されるとツイートしています。このチップはクアルコムが昨年5月に発表したもので、Galaxy S22シリーズのSnapdragon 8 Gen 1と比べてあらゆる面で優れているSoCです。

https://twitter.com/OreXda/status/1628080654092214278?s=20

 

なによりSnapdragon 8+ Gen 1の強みは、台湾TSMCの優れた4nm技術で製造されていること。サムスン製造のSnapdragon 8 Gen 1よりも、発熱が低く性能が高いと実証したテストもありました

 

また、以前サムスン製スマホは地域により自社開発のExynosチップを搭載したモデルもありましたが、Galaxy S23シリーズではSnapdragon 8 Gen 2に統一されています。そのためGalaxy S23 FEでもすべてSnapdragon 8+ Gen 1が搭載されると予想され、性能の高さから、売上にプラスに影響すると思われます。

 

その一方、もしもSnapdragon 8 Gen 2を搭載したとすれば、製造コストは上がってしまうはず。サムスンとしては、賢い経営判断かもしれません。

 

Galaxy S23 FEの価格については、まだ情報はありません。米テック系サイトWccftechは、Galaxy S23シリーズが米国で799.99ドル~であることから、150ドルほど安い649.99ドル(約8万7000円)~と予想。コストダウンのために背面をプラスチック製にしたり、カメラ性能を少し下げたりする可能性がある、と述べています。

 

最新ではないSnapdragon 8+ Gen 1ですが、性能に不足はありません。十分に価格が安ければ、お買い得のAndroidスマホとなりそうです。

Source:Connor(Twitter) 
via:Wccftech

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