サムスン、「Galaxy AI」の一部機能を2023年発売のハイエンドスマホなどにお裾分け

ink_pen 2024/1/22
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サムスン、「Galaxy AI」の一部機能を2023年発売のハイエンドスマホなどにお裾分け
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

サムスンは「Galaxy Unpacked 2024」で、最新フラッグシップ機のGalaxy S24シリーズを発表しました

↑最新のAI機能をお裾分け(画像提供/Samsung)

 

「Galaxy S24」「Galaxy S24+」および「Galaxy S24 Ultra」には全機種とも「Galaxy AI」が搭載され、通話翻訳や「かこって検索(Circle to Search)を利用することができます。これらのAI機能がサムスンの過去モデルでも利用できるかどうか、ユーザーにとっては気になるところでしょう。

 

この件についてサムスンは、米Engadgetなど複数のメディアに「Galaxy AI機能の一部は、昨年のハイエンドスマートフォンやタブレットにも移植する」と告知しています。

 

具体的にどの製品が対象となるのか? サムスンはEngadgetへのメールで「この上半期の後半に、Galaxy S23シリーズ、Galaxy S23 E、Galaxy Z Fold5およびZ Flip 5、Galaxy Tab S9にGalaxy AIの体験を提供することを楽しみにしています」と回答しました。

 

つまり2024年前半には、これらスマホやタブレットにOne UI 6.1が提供され、いくつかのGalaxy AI機能がやって来るというわけです。「サムスンは一部のAI機能を既存のデバイスに移植する」と噂されていましたが、本当だったようです。

 

ただし、これらはグローバル版についてのことでしょう。日本ではGalaxyは複数の携帯電話キャリアが販売しており、それぞれのアップデートに時差があるため、国内では遅めになるかもしれません。

 

また、どのGalaxy AI機能が移植され、どれがカットされるのかも不明。とはいえ、少し古めのスマホでも最新機能が使えるのは、素晴らしいことといえそうです。

 

Source: Engadget,GSMArena

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