サムスン、最も安価なスマホのOSアップデートを6年に延長!?

ink_pen 2024/9/24
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サムスン、最も安価なスマホのOSアップデートを6年に延長!?
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

サムスンは今年初めに発売したGalaxy S24シリーズ以降、Galaxy Z Fold6やFlip6などフラッグシップ機に7年間のソフトウェア・アップデートを約束しています

↑安価なモデルにもOSアップデートを長く提供へ

 

この方針を、同社の最も安価なスマホとなる「Galaxy A15」にも拡大し、6年間のAndroid OSアップデートを提供するとの噂が報じられています。

 

昨年、GoogleはPixel 8シリーズでセキュリティ更新とAndroidアップデートの両方を7年間にわたり提供する方針を打ち出しました。それは今年のPixel 9シリーズにも受け継がれたほか、サムスンも後に続いた格好です。

 

テック系メディアのThe Tech Outlookは、Galaxy A16の「独占情報」として、そのデザインと主な機能および仕様を公開しました。それによれば、本製品は6.7インチのディスプレイを搭載し、Exynos 1330またはMediaTek Dimensity 6300チップを採用し、IP54の防水機能があるとのこと。

 

より注目されるのは、低価格スマホとして「クラス最高」のOS/セキュリティアップデートを提供するとうたっていること。どちらも6年間のサポートを受けられ、前モデルのGalaxy A15はOSアップグレードが4年、セキュリティ更新が5年だったことから大幅な延長となります。

 

Galaxy A16はインドや発展途上国向けの製品であり、日本での発売はないと思われます。しかし、Galaxy S24シリーズやGalaxy Z Fold6/Flip6ほど高価ではないミドルレンジ製品でもソフトウェア・アップデート期間が延長される可能性が高まったことになり、続報を待ちたいところです。

 

Source: The Tech Outlook
via: 9to5Google

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