日本のフロム・ソフトウェアが開発したアクションゲームは、別名「死にゲー」とも呼ばれ、何度もリトライを繰り返さなければクリアできないような困難さで知られています。直近の世界的な大ヒット作『エルデンリング』も超難関ゲームであり、腕に覚えあるゲーマーたちが様々な縛りプレイを繰り広げていました。
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そんな過酷な一連の7タイトルを、一度も攻撃を受けず、また一度もレベルアップすることなくクリアした猛者が現れました。
ゲーム配信者ストリーマーのdinossindgeil(別名ニコ)氏は「The God Run3」と称して、『Dark Souls』シリーズ3作と『Demon’s Souls』、『Bloodborne』や『SEKIRO: Shadows Die Twice』および『Elden Ring』の7本にチャレンジ。それ以前には「The God Run 2」と称したチャレンジも実施していましたが、次第にタイトル数を増やしています。
ニコ氏は2022年に初めて「The God Run 3」にチャレンジを開始。まずノーヒットのみの条件で、強ボスに対してはレベルアップしたキャラクターや高性能の装備を活用していました。それでも、1回でも攻撃を受けると再スタートとなるため、クリアするまでには120日もかかっています。
そして昨年12月20日、ニコ氏はレベル1縛りを追加した2回目のチャレンジを開始。作品ごとに特定のアイテム・武器でステータスや能力を向上させられるものの、一度でも攻撃を受けるとやり直すルールは変わっていません。
YouTubeライブ配信をしながら、1日約6時間ものプレイを連日にわたり続け、最終的には週末に約11時間ものマラソンプレイ。ついにやり遂げた直後、ニコ氏は感極まって泣き崩れています。
究極のチャレンジを成し遂げたニコ氏は「これから休暇を取ります」と発言。もっとも、ノーヒットプレイのライブ配信自体は今後も続けるそうで、大がかりなことは一休みという意味です。それでも、長期的には「また、とても大きなプロジェクトに取り組むつもりです」と仄めかしています。
Source:dinossindgeil(YouTube)
via:Ars Technica