『ポケモン GO』などで知られるNiantic(ナイアンティック)社は、AR(拡張現実)かつリアルワールド(位置情報)ゲームの最新作『Peridot(ペリドット)』を発表しました。
ユニークでかわいい生き物のペリドット(愛称「ドット」)の世話をして育てるというこのゲームは、「NianticオリジナルのARモバイルゲーム」ということで、ポケモンや『ハリーポッター』などの版権と関係ない独自作品となります。
同社のシニアプロデューサーZiah氏は、「ペットをすでに飼われている方は、動物が人生にもたらす喜びをご存知のことでしょう。ペットのお世話をしてその成長を見守るという一見シンプルな体験は、お互いの心を深く通い合わせるという何にも代えがたい幸せに結びつきます」と述べています。
このペリドットは数千年もの長い眠りから目覚め、かつて生息していたものとは全く異なる世界に踏み出していきます。彼らを絶滅の危機から守るためにも、ユーザーがお世話や繁殖の手伝いをするわけ。
日本のユーザーにとっては『たまごっち』を思い出してしまいそうなコンセプトですが、「ほかのプレイヤーと協力して」ともあるので交流要素は強められている模様(たまごっちのiモード版にも交流要素はありましたが)。
まだゲーム内容は詳しく明かされていませんが、Nianticはプレイ画面やゲーム内で育てられるペリドットの一部をスクリーンショットの形で紹介しています。
まもなく一部のマーケット(日本を含むかどうかは不明)で先行配信されるとのことで、公式サイトのメルマガに登録しておけば最新情報が受け取れるほか、ゲームの事前登録ができるそうです。
Nianticは『ポケモン GO』で息の長い成功を収めていますが、2019年に始まった『ハリー・ポッター:魔法同盟』は約2年ほどでサービスを終了しています。ともあれ、今後の続報を待ちたいところです。
Source:Niantic