ゲーム&ホビー
2022/6/24 21:15

もしもスーファミ版『エルデンリング』があったなら? クオリティ高すぎのデメイク映像が公開

最新のゲームソフトを懐かしのゲーム機向けに移植、ないし「もしも、このゲーム機で動いたら」というドット絵を作る「デメイク」が流行していたりします。そんな人気デメイク系YouTuberが、人気アクションRPG『エルデンリング』のスーパーファミコン版をイメージした動画を公開しています。

64 Bits

 

YouTuberチャンネル64 Bitsの最新作は、「もしも1995年に『エルデンリング』がスーファミに登場していたら」というコンセプトです。まずパッケージらしき画像が現れ、ノスタルジックな気分に誘うのがいきなり芸コマです。

 

さて本編は、主人公の褪せ人(プレイヤー)が黄金樹を見渡すところからスタート。愛馬トレントに乗って世界を探索する姿が『ゼルダの伝説』風の見下ろし画面、あるいはスーファミの回転機能を使ったような演出で表現され、広大な世界を物理的に駆け抜けています。

 

このデメイク最大の特徴は、お馴染みのキャラクターがドット絵で再現されていることです。最初の難関ともいえる「嵐の関門」に立ちはだかる巨人や、馬に乗った星砕きのラダーンなどのボスも登場。さらにはマグマを撒き散らす溶岩土竜マカールや、最凶ボス・マレニアの素早い動き、果ては魔女ラニとの会話など、プレイヤーの記憶に残るポイントを押さえた心憎さです。

 

ほか64 Bitsは、ゲームボーイアドバンス版『Mass Effect』や初代PS版『God of War』などのデメイク動画でも注目を集めていました。

 

これらの動画はゲーム内のメニューやローディング画面、画面にテキストが表示されるときの音など、本当に発売されたのかと錯覚しそうなほど細部までこだわり抜いています。

 

90年代のROMカートリッジであれば『エルデンリング』などの大作はドット絵であっても容量が足りずに不可能と思われますが、今のゲーム機であれば理論的にはできるはず。リアルに遊べるスーファミ版『エルデンリング』も、いつか誰かが作ってくれるのかもしれません。

 

Source:64 Bits(YouTube) 
via:Polygon