バンダイナムコエンターテインメント/フロム・ソフトウェアのアクションRPG『エルデンリング(ELDEN RING)』で、“全裸ツボ男”として有名なプレイヤーが、開発チームから本物の剣を送られたとツイッターで報告しています。
この「Klein Tsuboi」と名乗るユーザーは、『エルデンリング』の隠しボス・マレニア戦に助っ人として召還されては狩りまくったことで知られる人物です。マレニアは広範囲の攻撃に加えて火力も高くスピードも凄まじく、プレイヤーに攻撃を当てれば体力を回復、状態異常の腐敗まで持っているひどさ。「死にゲー」といわれるフロムゲーの歴代ボス中でも上位に位置すると言われています。
この最凶ボスに対して、Tsuboi氏は全裸にツボをかぶっただけ。「屍山血河」など強力な武器を持つものの、防御的には文字通りハダカです。しかも本作では、複数のマルチプレイではボスの体力は増える仕様であり、1人プレイよりもマレニアが「固い」状態となっています。
しかしTsuboi氏は「Let Me Solo Her」、つまり「俺一人で狩らせろ」と名乗って協力者の手出しを許しません。もしも手助けしようとすると失敗し、黙って任せておけばキズ1つ負わずマレニアを完封という規格外のプレイを繰り返し、海外掲示板Redditでも大人気となっていました。
その本人であるTsuboi氏に、バンダイナムコとフロム・ソフトウェアはプレゼントを贈ったとのこと。箱の中には『エルデンリング』にちなんだアイテム、パブリッシャーと開発者からの特別メッセージ、マレニアの木製ポートレート、そして本物の剣が入っているようです。
Thank you @BandaiNamcoUS and @ELDENRING for giving me this gift and congratulating me for being #LetMeSoloHer . I can still remember my first experience with the soulsborne series and almost quitting because of Iudex Gundyr in Dark souls 3. I’m glad I persisted and (1/3) pic.twitter.com/w2FF77HRnO
— KleinTsuboi (@TsuboiKlein) July 6, 2022
そのメッセージには、おなじみの全裸にツボ男が描かれ、マレニア1,000人目の討伐(5月に達成)を祝福しています。刀身には「Rise, Tarnished」とだけ書かれています。
ツイートでTsuboi氏はバンダイナムコとフロム・ソフトウェアに感謝し、『DARK SOULS 3』の最初のボスで諦めかけたことを振り返っています。そして「Let Me Solo Her」キャラを完成させる上で重要な役割を果たしたSoulsbourneコミュニティのメンバーに感謝の意を表しました。
「Let Me Solo Her」は多くの人がマネしており(あまり強くないツボ男も)、PC版ではMODまで登場しています。バンダイナムコとフロム・ソフトウェアは、同氏の技術や粘り強さだけでなく、難度の高いボスを倒すため他のプレイヤーを助けようとした姿勢を評価しているようです。
Source:Klein Tsuboi(Twitter)
via:Polygon