ゲーム&ホビー
2023/8/6 21:00

2023年上半期、皆んなが盛り上がったボードゲームを3つ紹介!

2023年上半期に売れたモノを紹介する本企画。今回は手軽に遊べるボードゲームに焦点を当ててセレクト。

※こちらは「GetNavi」2023年8月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私が選びました!

ホビーライター 河上 拓さん

ホビーやエンタメ関連の執筆、イベント企画など幅広く手がける。2018年ボードゲーム王。

 

【その①】アナログとデジタルが融合! 子どもの知育や大人の脳トレに

ギーカー

スーパースライド

スライディング・パズルを電子制御化した双方向型(インタラクティブ)ゲーム。左上にあるLED画面の表示通りにブロックを配置し、赤いブロックを中央下のディテクションゾーンまで移動できればクリアとなる。500問以上のレベルアップゲームを内蔵。

↑ヒントを教えてくれる学習モードや、解答時間に応じてランクを取得できるチャレンジモードなどを搭載。大人も子どもも楽しめる

 

<ヒットのシンソウ>TikTokでバズり20~30代を中心に人気

「海外で累計50万個を売り上げ、TikTokでは『#Giiker』が付いた動画の再生数が合計3億2270万回を突破。ブーム再燃中のルービックキューブのファンから広まり、20~30代を中心に人気を集めています」(河上)

 

【その②】スピード勝負で中華料理を作る盛り上がり必至のパーティーゲーム

すごろくや

音速飯店

「タンタンメン」や「テンシンハン」などの中華料理名になるように、早い者勝ちで手札を出していくゲーム。手札をすべてなくすと次のラウンドに進出でき、出せない手札が残った人は脱落となる。プレイ人数は2~6人。

↑カードには料理名の一部が書かれ、12種類の料理が作れる。料理の途中にとりけしカードを出せば、仕切り直しも可能だ

 

<ヒットのシンソウ>誰でも手軽に遊べてテレビ番組でも話題に

「親子や友人同士で手軽に遊べるパーティーゲーム。『チャー!』『シュー!』『メン!』などと声を出しながら手札を出すのも盛り上がります。テレビの情報番組などでも紹介され、国内販売数は10万個を突破!」(河上)

 

【その③】道尾秀介氏が全編執筆! 自宅で体験できる本格ミステリー

SCRAP出版

DETECTIVE X CASE FILE #1 御仏の殺人

直木賞作家・道尾秀介氏とリアル脱出ゲームのSCRAPがコラボした、本格的な犯罪捜査ゲーム。捜査資料を基に、ある寺で起こった住職殺害事件の謎を解いていく。制限時間はなく、好きなタイミング・人数で遊べる。

↑関係者の取り調べ調書など、大量の捜査資料もリアル。自宅にいながら圧倒的な没入感を味わえる

 

<ヒットのシンソウ>直木賞作家とのコラボで発売前から大反響!

「道尾氏が執筆を手がけた本作は、重厚なストーリーを楽しみながら臨場感のある謎解きを体験できます。予約と先行販売の好評を受け、一般発売前に重版が決定。発行部数は現時点で4万部を超えています」(河上)