2023年上半期に売れたモノを紹介する本企画。今回は手軽に遊べるボードゲームに焦点を当ててセレクト。
※こちらは「GetNavi」2023年8月号に掲載された記事を再編集したものです。
私が選びました!
ホビーライター 河上 拓さん
ホビーやエンタメ関連の執筆、イベント企画など幅広く手がける。2018年ボードゲーム王。
【その①】アナログとデジタルが融合! 子どもの知育や大人の脳トレに
ギーカー
スーパースライド
スライディング・パズルを電子制御化した双方向型(インタラクティブ)ゲーム。左上にあるLED画面の表示通りにブロックを配置し、赤いブロックを中央下のディテクションゾーンまで移動できればクリアとなる。500問以上のレベルアップゲームを内蔵。
<ヒットのシンソウ>TikTokでバズり20~30代を中心に人気
「海外で累計50万個を売り上げ、TikTokでは『#Giiker』が付いた動画の再生数が合計3億2270万回を突破。ブーム再燃中のルービックキューブのファンから広まり、20~30代を中心に人気を集めています」(河上)
【その②】スピード勝負で中華料理を作る盛り上がり必至のパーティーゲーム
すごろくや
音速飯店
「タンタンメン」や「テンシンハン」などの中華料理名になるように、早い者勝ちで手札を出していくゲーム。手札をすべてなくすと次のラウンドに進出でき、出せない手札が残った人は脱落となる。プレイ人数は2~6人。
<ヒットのシンソウ>誰でも手軽に遊べてテレビ番組でも話題に
「親子や友人同士で手軽に遊べるパーティーゲーム。『チャー!』『シュー!』『メン!』などと声を出しながら手札を出すのも盛り上がります。テレビの情報番組などでも紹介され、国内販売数は10万個を突破!」(河上)
【その③】道尾秀介氏が全編執筆! 自宅で体験できる本格ミステリー
SCRAP出版
DETECTIVE X CASE FILE #1 御仏の殺人
直木賞作家・道尾秀介氏とリアル脱出ゲームのSCRAPがコラボした、本格的な犯罪捜査ゲーム。捜査資料を基に、ある寺で起こった住職殺害事件の謎を解いていく。制限時間はなく、好きなタイミング・人数で遊べる。
<ヒットのシンソウ>直木賞作家とのコラボで発売前から大反響!
「道尾氏が執筆を手がけた本作は、重厚なストーリーを楽しみながら臨場感のある謎解きを体験できます。予約と先行販売の好評を受け、一般発売前に重版が決定。発行部数は現時点で4万部を超えています」(河上)