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2017/12/14 20:00

「これなら続けられる」と断言! ウェアラブル端末で“見える化”する最先端フィットネスを体験してきた

筆者は最近、ある悩みを抱えています。それは、体力の低下と反比例するように増加するお腹の肉。まわりからは「まだまだ若いのに何を言ってるんだ」と茶化されますが、健康診断でもチクリと注意されるほど差し迫った問題なのです……。そこで、ジムにでも通おうかといろいろ探していたところ、何やらおもしろそうなフィットネススタジオを見つけました。それが、この12月にオープンしたばかりの「オレンジセオリーフィットネス麻布十番」です。

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オレンジセオリーフィットネスは、 コーチによる指導のもとエネルギッシュな音楽に合わせて“世界一の1時間”を提供するというアメリカ・フロリダ発のフィットネススタジオです。その1番の特徴は、科学的根拠に基づくワークアウトを行いつつ、ウェアラブル端末で自身の状態をリアルタイムでモニタリングできるという点。これまでフィットネスとは全く縁のなかった筆者ですが、この“最先端”な内容に惹かれ、物は試しと実際に体験してきました!

 

心拍数を数字と色で“見える化”

まずは、ワークアウトに参加するに当たっての内容説明を受け、アンケートを記入。そして、そのアンケートをもとにトレーニングの要望・目的などのヒアリングが行われます。今回の目標は、短期的には「運動不足の解消」、長期的には「学生時代の体力(と体型)まで戻す」に設定しました。「ちょっとひざの調子が悪くて……」といった懸案事項も、ここで伝えておけばコーチに共有されます。

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↑本格的な設備を見てかなり緊張していましたが、個々の目標に合わせてトレーニングできるということで安心しました!

 

説明のあと、心拍数を測定するというウェアラブル端末(ハートレート・センサー)を装着。すると、スタジオ前方の天井付近に設置されたモニターに、心拍数や消費カロリー、BPMがリアルタイムで表示されるようになりました! 心拍数は低いほうからグレー、ブルー、グリーン、オレンジ、レッドという色でも表現され、ワークアウトでは脂肪が燃焼しやすいオレンジやレッドを目指します。

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↑こちらがハートレート・センサー。付けていてもほとんど違和感はありません

 

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↑このように、モニターには心拍数(画面左)とBPM/消費カロリー(画面右下に交互で表示)、アンケートに記入した表示名(画面上部)がリアルタイムで表示。これは、参加者にとってモチベーション維持やトレーニング強度の参考になるだけでなく、コーチが参加者の状態を把握するためにも有効とのこと

 

「目指せ、オレンジゾーン!」がモチベーションに

それでは、いざ“世界一の1時間”へ――。

 

参加者は12、3人ほどで、男女比はおよそ半々。勝手な印象ですが、運動を現役でばりばりやっている、という雰囲気の方は多くありません。会員全体としては女性が約6割で、年代的には3、40代が多いそうですが、年齢・性別・経験に関係なく、その人の目的と強度に合わせてトレーニングできるプログラムになっているそうです。

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↑今回のクラスのコーチ、大竹宏哉さんとハイタッチして入室します

 

オレンジセオリーフィットネスのワークアウトは主に、「トレッドミル(ルームランナー)」「ローイング(ボート漕ぎ)」「ファンクショナルトレーニング」の3つから構成されます。細かな構成はその日のテーマに合わせて変わるそうで、毎回新鮮な気持ちで臨めそうですね。今回は、30分間のトレッドミルからスタートしました。

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↑こうした室内ランニングマシンを利用するのは初めてでしたが、ほかの参加者の方にお話を聞いたところ、「ここのマシンはひざへの負担が少なくて痛めにくい」とのこと

 

トレッドミルのトレーニング強度(速さ・傾斜)は目の前のパネルで調整可能。コーチの指示に従いながら、余裕をもたせたベースペースと強度を高めたプッシュペース、すべてを出しきるオールアウトを繰り返します。もちろん、体力に自身がない人はウォーキングでも問題ありません。

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↑数分間隔で、コーチの指示に従いながら速さと傾斜を調節します

 

開始から数分もすると汗だくに。まだモニターをチェックする余裕はあったのでチラチラ見ていましたが、8分後あたりからついに「オレンジゾーン」に突入しました。これが単純にうれしい! リアルタイムで身体の状態を確認できるというのは、想像以上にモチベーションが上がります。

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↑およそ8分後、ついにオレンジゾーンに突入。目安としては、1時間のワークアウトのうち、12分間以上このオレンジゾーンもしくはレッドゾーンに入ることが1つの目標となっています

 

そこからさらに強度を上げていきます。日ごろの運動不足もあってか、終盤はヘトヘト。これが自分1人なら、「ちょっとスピード落とそうかな……」と怠けてしまうところでしたが、周りの人の頑張りを見て、さらにはコーチからの叱咤激励もあり、何とか時間いっぱい走りきることができました。

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↑後ろからコーチの声かけがあると、参加者はみな自然と笑顔に。走っている最中に隣に人と会話するわけではありませんが、同じ空間でトレーニングをしているというだけで不思議な一体感が生まれます

 

さまざまなトレーニングで全身を鍛える

30分間のトレッドミルを終えたあとは、息つくひまもなくダンベルなどを使ったファンクショナルトレーニングへ。ここではダンベルの重さなどで強度を調節することができます。

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↑トレーニングの内容はコーチが実際にお手本を見せてくれるほか、モニターにも表示されるので覚えきれなくても安心です

 

このトレーニング、地味に見えて非常にきつい。今回の1時間の体験のなかで個人的には1番しんどいと感じました。それでも続けられたのは、やはりグループで取り組んでいる一体感と音楽によるライブ感、そしてコーチからの声かけがあったからだと思います。

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↑地味なようで、見た目以上の負荷。自宅なら高確率で三日坊主になりそうです

 

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↑グループでのワークアウトですが、コーチは個人個人を見て適宜指導してくれます。指導されたとおりにすると負荷がグッと上がり、効率的にトレーニングできました。このあたりも個人トレーニングにはない利点と言えます

 

後半にはダンベル以外にも、TRXⓇを使ったサスペンショントレーニングやローイング(ボート漕ぎ)もプログラムに組み込まれていました。

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↑さまざまなバリエーションのトレーニングが用意され、全身が鍛えられているのがはっきりわかります。これも地味に見えてきつい!

 

↑ボート漕ぎの要領で身体を鍛えるローイング。オレンジセオリーフィットネスで用意されているマシンは実際の水を利用したもので、リアルなボート漕ぎの感触を再現しています

 

全身を包み込む充足感。果たして成果は……?

そして、ついに1時間のワークアウトが終了。身体は「もう動けん!」というくらい疲れきっていましたが、不思議な充実感に包まれていました。思えば、これほどすべてを出し切ったのはいつ以来でしょうか……。全力で身体を動かすというのはそれだけでリフレッシュになるのだと改めて気づかされました。

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↑あまりのやりきった感に、思わずハイタッチ!

 

そして最後に、モニターを見ながらコーチからワークアウトの振り返りがありました。結果は……?

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↑オレンジゾーン、レッドゾーン突入時間は計25分と目標クリア! カロリーも930kcalを消費できました。こうしたトレーニング結果の詳細は、あとからメールでも届きます

 

こうしてしっかりとカロリーを消費できたわけですが、オレンジセオリーフィットネスがすごいのはここから。ワークアウトは、有酸素エクササイズとストレングス・トレーニングを交互に繰り返す「ハイ・インテンシティ・インターバル・トレーニング」になっており、レッスン後も最長36時間継続する「アフターバーン効果」によって、運動後のカロリー消費効果を高めてくれるのです! ゆえに、短期間で効果を得やすいというのも、このワークアウトの特徴です。

 

運動が得意ではない人でも続けられる工夫が満載

今回体験して感じたのは、何より「これなら続けられそう!」ということ。個人個人の目的や体力に合わせて強度を調整できるとはいえ、内容自体はどちらかといえばハードな印象です。それでも、心拍数やカロリーが視覚化されることで目標が明確になり、モチベーションを保ちやすいと感じました。また、苦しくなる後半になればなるほどグループとして妙な連帯感を感じるようになり、それもまた背中を押してくれました。ワークアウト後の更衣室では、人見知りがちな筆者でも自然とほかの参加者と感想を言い合うことができ、早くも仲間ができた気分です。ちなみに、12月にオープンしたばかりとあって更衣室もかなりキレイ! しかもシャワーやドライヤー完備です。

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↑清潔感のある更衣室。シャワー・ドライヤー完備なので、汗をいっぱいかいても安心です

 

ワークアウトは曜日固定ではなく、月額1万8000円(税別)でいつでも、何回でも参加可能。早朝や夜遅めの枠も設けられているので、出勤前や会社帰りにも立ち寄りやすく、それも続けやすい理由の1つでしょう。日々の運動不足を感じている方はもちろん、毎年冬を越すたびに一回り大きくなってしまうとお悩みの方(筆者)や、来年こそは美ボディに! と考えている方(筆者)も、ぜひ“世界一の1時間”を試してみてはいかがでしょうか?

 

■オレンジセオリーフィットネス麻布十番
http://www.orangetheoryfitness.co.jp/azabujuban/

 

撮影/石上 彰

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