新型コロナウイルスによる外出自粛で身体がなまってしまったという方も多いはず。かくいう筆者もそうですが、外出自粛が終わったらいきなりジムに通おう、という一大決心も難しいですよね。そこで今回、筆者は、YouTubeで人気のトレーニング動画を自宅でトライしてみました。1回10分以内という短時間なものも多いので、これなら始めやすいし続けられる! と思ったのですが、やってみたら案外きついものもあって……
この記事では、少しずつ運動習慣をつけたいというあなたのために、筆者のレビューとともに4つのチャンネルを紹介していきます。
(※記事内記載のチャンネル登録者数は2020年5月24日時点のものです)
【試した人 :ライター・畑野】
以前はジムに通っていたが、新型コロナウイルス流行で休業に。コロナ禍でもなんとか太らないようにはしていたが、体重は増加傾向になり、体のなまりも実感してきた。食べ過ぎ&飲み過ぎによる、内臓脂肪の増加を医師から指摘されている。
【その1】
継続できる工夫が豊富!
チャンネル名:のがちゃんねる
チャンネル登録者数:54.5万人
フリーランスデザイナー・のがさんが運営するYouTubeチャンネル。ストレッチやヨガといったコンディショニングから、筋トレ、有酸素運動、さらには効率よく脂肪を燃やせる高強度インターバルトレーニング(HIIT)などを豊富に取り揃えた内容になっています。短時間のものから長時間のものまで揃っており、時間の都合にあわせて取り組めます。強度は、全体的にきついものが多い印象。HIITなどは短時間でもしっかりした運動を行うので、5分程度でも汗ばんできました。
<筆者は、ここが気に入った!>
オススメは「5日間で痩せる」「30日で腹筋を割るトレーニング」など、期間を決めて運動に取り組むシリーズ。明確な目標と期間があるので、三日坊主に終わりがちな筆者としても、”その期間だけでも頑張ろう”と思えました。
<こんな人におすすめ>
・スキマ時間でトレーニングしたい方
・運動習慣がつきにくい方
【その2】
多彩なストレッチ&ユニークな”音ゲートレ”が面白い!
チャンネル名:オガトレ
チャンネル登録者数:42.2万人
「体が硬くて困っている人をこの世から無くしたい!」との考えから、多彩なストレッチ動画をアップロードしている理学療法士YouTuber。「『股関節』超硬い人向けシリーズ」のような部位をほぐしていくシリーズはもちろん、「ウエスト-5cm!下っ腹激やせストレッチ」などダイエットに狙いを絞ったものもあります。難易度も複数用意されているので、あなたの悩みに合うものがきっと見つかるはずです。
また、人気の音楽のリズムに乗せて開脚していくトレーニング動画があり、好きな曲に合わせて”音ゲー”の要領で楽しめます。
<筆者は、ここが気に入った!>
ストレッチがメインのこのチャンネルですが、個人的に好みなのは、”音ゲートレ”。決して楽なトレーニングではないのですが、音楽にあわせてできるので楽しさが違います!
<こんな人におすすめ>
・体の硬さにお悩みの方
・音に乗せてトレーニングしたい方
【その3】
初心者から上級者向けまで、ガチの自重トレが揃う
チャンネル名:CALISLIFE自重トレ
チャンネル登録者数:13.6万人
チャンネル名の通り、自重トレーニングに特化したチャンネル。部位ごとに、「初心者向け」はもちろん「上級者向け」など負荷の重い内容も用意されており、自重でありながら短時間でがっつり体を追い込めます。筋トレが好きな方、これからしっかり取り組んでいきたい方におすすめしたいチャンネルです。
<筆者は、ここが気に入った!>
上級トレーニング動画はやってみるとかなりきついので、いつかはこれをできるように! というように目標を持って取り組めます。動画は短いものばかりなので、短時間でしっかり追い込んでサッと終えることができるため、メリハリをつけられるのもいいですね。
<こんな人におすすめ>
・しっかり筋トレに取り組みたい方
・メリハリをつけてトレーニングしたい方
【その4】
HIITや有酸素運動がグンと楽しくなる!
チャンネル名:Marina Takewaki
チャンネル登録者数:97.6万人
「アラサー健康ちゃんねる」のキャッチコピーで、ダンスを中心としたトレーニング動画をアップ。3分程度のスキマ時間で終わるものから60分の長時間のものまで揃えており、HIITや有酸素運動のレパートリーを増やしたい方にはぴったりです。ダンスといってもジャンプがないものも多いので、ドンドンと音をたててステップしない限りは階下への迷惑を気にする心配もなく、楽しくトレーニングできます。トレーニング以外にも、食事などの健康情報も満載のチャンネルです。
<筆者の、ここが気に入った!>
強度が強すぎないので、トレーニング初心者でも取り組みやすい内容になっています。また、”59歳のお母さん”も一緒に踊っているダンス動画があるのですが、これが59歳とは思えぬキレ。負けないように、と思いながら頑張ってしまいます。が、勝てそうにない……
<こんな人におすすめ>
・HIITや有酸素運動のレパートリーを増やしたい方
・初心者でも取り組める内容が欲しい方